はじめに
2020/12/07 に Google Apps Script の新しい IDE がリリースされたので、簡単に機能や変更点をまとめてみました。エディタ部分が非常に使いやすくなっていますので、開発が捗りそうです。以下に1つずつ紹介していきます。
公式ブログによると公開は 15 日間かけて段階的に行われるため、 2020/12/22 以降に全ての方に届くかと思われます。
レイアウト
全体的にレイアウトが変更されました。上段のメニューが廃止され、デプロイなどのよく利用するコンポーネントが強調されていてわかりやすいです。また、これまでトリガー設定や関数の実行確認などは別画面でしたが、これらも統合されています。
サイドバー
エディター、トリガー設定、実行ログ一覧がサイドバーから簡単に遷移できるようになりました。
メニュー
メニューエリアでファイル、ライブラリ、サービスの管理ができます。
エディタ
コード補完
入力中のコード補完がされるようになりました。これまでリファレンスを見ながら開発していた方は多いと思いますので、この変更は非常に大きいですね。
ログ出力
console.log の結果が実行画面上で確認できるようになりました。これまでは実行後にわざわざ別画面に遷移する必要があったので、非常に開発効率が上がりそうです。
ショートカットキー
F1 キーを押すとコマンドパレットが開き、そこでショートカット一覧を確認できます。
コードの折りたたみ、展開
コード量が多くなってきた時に使えそうです。
デプロイ
デプロイボタンが上部に配置されたボタンから行うことができるようになりました。また、 デプロイのテスト を選択することでデプロイする前に挙動を確認することができるようになりました。
まとめ
以上簡単になりますが、新しい IDE についてまとめてみました。また新しいことが分かったら追記していきます。