概要
Unity6でMultiplayer Centerが追加されました。
Multiplayer Centerとは、Multiplayerに関する機能を一律で管理できる機能になります。
Multiplayerのスクリプティング自体は今まで通りNetCodeで実装します。
使う
するとウィンドウが開く
左側のドロップダウンから、良さげなのを選択
今回はこんな感じに設定してみる
左側メニューを用途に応じて設定することで、右側ウィンドウの設定を自動で調整してくれる
設定できたら Install Packages
をクリックしてパッケージのインストールをする
するとこんなダイアログが表示され、Multiplayerを実装するためのヘルプを確認できる
Create and open scene with netcode setup
ボタンを押すことで、簡易なサンプルをシーンにセットアップしてくれる
この状態でエディタを再生状態にして、Start Hostを押すとプレイヤーを操作できるようになる
とはいえ一人で動かしても仕方がないので、デバッグ機能を活用する
Multiplayer Play Modeを選択し、
開いたダイアログでPlayer 2を有効にする
Player 2用のダイアログが開く
片方をHost, もう片方をClientにすることで、位置を同期していることを確認できる
便利ツール
Unityが便利なツールを用意してくれている
Multiplayer Toolsを開き...
ウィンドウ内のオプションを片っ端から有効にする
また、Hierarchyに追加されてる Network Simulator
を使うことで、ネットワーク遅延やパケロスのシミュレーションもできる
サンプルの中にはSessionを使ったものがあり理解を助けてくれる
感想
導入部分がかなりやりやすくなったと思う
UIがわかりやすい
そもそもNetCode, Seesion, Lobbyあたりが使いやすすぎて言うことなし