#はじめに
Windows10でVirtualBoxを用いてUbuntu20.04を導入し、Pythonやpip3等の設定をした後、vimなどのテキストエディタについて友人などに聞いた小話とかをします。
自分がPythonのプログラムをする為に設定をしました時にかなり時間が掛かったので調べてもわかりにくかったことを重点的に書いていく為、調べてすぐに出てくるところは多少省略します。
#目次
- BIOSの仮想化支援機能の設定
- VirtualBoxの導入
- Ubuntuの導入
- Python,pip3の設定
- テキストエディタの小話
##BIOSの設定
BIOSの設定で、仮想化支援機能というものがあります。
しかし、WIN10からはBIOS設定を無視して起動を高速化しているため、「F2」や「DEL」キー(大抵このどちらかのキーでBIOS画面に行けるメーカーが多い)を押してもBIOSの設定画面が表示されません。
その為、「コントロールパネル」→「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」→「システム設定」のシャットダウン設定の「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外してください。
その後、BIOSからIntel VTをONにします。
もうBIOS画面には行かないので高速スタートアップは有効に戻して大丈夫です。
##VirtualBoxの導入
これはあまり難しくなかったので省略します。
##Ubuntuの導入
VirtualBoxを起動したら、上にある新規を押し、設定をしていきます。
メモリーは相当重い処理をするつもりがないなら公式推奨値の4GB,ハードディスクは仮想で作成し、ファイルサイズはUbuntu自体が4.5GB程あるので10GB以上用意すれば大丈夫だと思います。
最近Ubuntuに色々ダウンロードしてたら10GBでは足りなくなり、32GBまで拡張しました。できるだけ大きめに取りましょう。(戒め)(2021年1月30日修正)
ローカルディスク/ユーザー/(ユーザー名)/VirtualBox VMs/(システム名)
*()の中は人によって変わります。システム名はさっき付けたVirtualBox内のUbuntuの名前です。
このシステム名のファイルの中にUbuntuのISOファイルを入れます。
これでようやく起動できます。起動を押すと起動ハードディスクを選択と表示されます。先ほど入れたUbuntuのファイルが選択できるはずなので選択して起動します。
初回起動後の設定は解説されていることが多かったので省略します。
##Python,pip3の設定
Ubuntuが起動出来たらTerminalを起動します。それから、
sudo apt update
sudo apt -y upgrade
と打ち込みます。これらは元からUbuntu20.04に入っているPython3のバージョンを最新にするためです。
-yはコマンドを打った後に確認のためにy/n(はい/いいえ)を聞かれるのですが、それをすべて、y(はい)と答えるものです。
その後、pip3のバージョンも最新にしましょう。
sudo apt install -y python3-pip
これでPython3、pip3ともに最新バージョンの状態になりました。
##テキストエディタの小話
プログラムを書く為に導入したのですが、自分は「vim」を使っていました。導入は簡単でしたが、使い方は難しく、設定を調べても訳が分からずそのままふて寝したりもしました。
pip3 install vim //vimをインストール
vi ~/.vimrc //vimの設定ファイルを開く
設定ファイルを開いた後は設定するコマンドを入力した後設定ファイルを閉じることで設定が出来ます。閉じるためには
ESCキー
:wq //入力した設定コマンドを保存してファイルを閉じる。
を押します。ここで:wqを打ち込むにも文字が表示されなかったので打てているかわからなくてやりにくいなって思いました。
設定コマンドは例えば、
set number
であれば行数が表示されるようになります。
上のようにset + 設定内容 って感じで設定できます。この辺は個人の好き好きに設定を調べて追加してもらえればと思います。
これらの設定をしてから、使いにくくね?って思い、友人たちに聞いた所、「nano」だったり、「Visual Studio Code」(以下VS code)でプログラムを作ってからUbuntuに移すだったりと助言を貰いました。
「nano」は比較的メモ帳に近い感覚で使用できるものです。
「VS code」はMicrosoft社が作成していますがWindowsだけでなくMACも使えます。拡張機能も無償で多くあるらしく幅広く使えると思います(授業で軽く触れたくらいなのであんまり語れないです)。
結局テキストエディタの選び方はロマンは「vim」、面倒な設定などが嫌なら「nano」,「VS code」などを使うと良いと思います。