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RPAツールUiPathで老技術者が日常を自動化していった話(1) Webから取得した株価をcsv出力してメールで送りつける

Last updated at Posted at 2017-09-18

#概要

世捨て人の私の耳にもRPAという言葉が聞こえてくるようになりました。
UiPathは無料でさっと使える唯一のRPAツールです。

「RPAってなんだ?」的な記事を読んでいる暇があったら,
さっさとUiPath Community Editionをインストールして使ってみましょう。
これがRPAです。

不器用な私にはわかりやすくUiPathのインストールから説明することはできません。
インストールが完了して無事にUiPath Studioが立ち上がったところから始めます。

インストール周りのところは下記の素晴らしき先達の教えをお読みください。
「UiPathで始めるRPA - セットアップからHello World!まで」

次の記事へ>>コマンドプロンプトからコマンド実行

##実行環境

Windows10 Pro
Office 2016 ProPlus

##目次

1. Webから取得した株価をcsv出力してメールで送りつける
2. コマンドプロンプトからコマンド実行
2. Excelシート間コピペ,csv出力
3. Outlookでメールの受信と送信

#1. Webから取得した株価をcsv出力してメールで送りつける
###(1) 空プロジェクトを開く
image.png

###(2) 適当な名前を付ける
  とりあえずWebScrapingとしておきましょう。Nameを記入してCreateボタン。
image.png

###(3) ActivitiesのSequenceをダブルクリック
image.png

こんなの出ました。
image.png

###(4) データを取得したいWebサイトを表示
image.png

###(5) Recordingをクリック
image.png

###(6) プルダウンメニューのwebをクリック

###(7) Open Browserをクリック
image.png

###(8) プルダウンメニューのOpen Browserをクリック

###(9) (4)を表示した状態のブラウザのメニューバー付近をクリック
吹き出しが出たらOKをクリック

image.png
Save&Exit押すとこんなの出ました。
image.png
ここらで1回RUNさせてみて,ちゃんとWebページが表示されるか確認しましょう。
(この時,ブラウザから変なポップアップが飛び出して,行く手を阻まれることがあります。
そういう時にはそれを消してやる必要があります。これについては次の機会に書きます。)

###(10) Data Scrapingをクリック

image.png

データを取得するWebページを表示させておいてNext
取得したい表のどこか1ヶ所をクリックすると
こんなの出ました。
image.png
この表全部取り出したいの?というので「はい」をクリック。
おお!
image.png
ちゃんと取り出せていたらFinishをクリック。
image.png
次のページに表が続いているのか?というのでNoをクリック。

image.png
この箱を選択すると
image.png
取得した表が格納された変数ExtractDataTableが自動的にできています。

###(11) csvで表を書き出す
Activitiesの検索窓にcsvと入れて
image.png
出てきたWrite CSVをドラックしてシーケンスに入れます。
image.png
csvファイルパスを引用符付きで上の欄に,表の格納された変数名ExtractDataTableを下の欄に書き込みます。
これでRUNすると,ちゃんとcsvができていました。
image.png

###(12) Outlookでcsvを送信する
Activitiesの検索窓にoutlookと入れて
image.png
出てきたSend Outlook Mail Messageをドラックしてシーケンスに入れます。
image.png
宛先,タイトル,本文を入れた後,Attach Filesをクリック
image.png
Create Argumentをクリックして出てきた欄のValueのところにcsvのファイルパスを引用符付きで入れます。
OKを押したら出来上がり。
RUNしてみて,ちゃんとメールがcsvを添付して届いたかを確認しましょう。

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