こんにちは、株式会社LiemPiaのたんぽぽです。
イベントや展示会、ちょっとした説明会でも「受付業務」って地味に大変だったりしますよね。
紙に名前を書いてもらう → 主催者が確認 → スプレッドシートに手動転記…
この作業、正直、無駄が多すぎる。
「もっとスマートに、でも大掛かりなシステムじゃなくて、サクッと使える受付ツールがほしい」
そう思って、LINEとGoogle Apps Scriptで作る受付QRコードシステムを自作してみました。
🧾 どんな仕組み?
一言で言うと、
「LINEで完結する受付システム」 です。
参加者はQRコードをスマホで読み込んで、LINEで受付。
主催者はGoogleスプレッドシートに自動記録されたログを見ればOK。
PCも専用機材も不要。スマホ1つで回せるのが強みです。
🔧 技術構成
フロントエンド:HTML/CSS(Cloudflare Pagesでホスティング)
バックエンド:Google Apps Script(Webhook処理、データ保存)
データベース:Google スプレッドシート
通信:LINE公式アカウント(Messaging API)
今回はサーバーレス構成なので、全て無料で運用可能です。
(Messaging APIの課金は掛かるかも)
🖼️ 実際の画面イメージ
受付端末にはQRコードが表示されていて
↓
参加者はLINEでそのQRコードを読み取り
↓
自動で「確認コード」が返ってきて
↓
それを入力すれば受付完了
めっちゃシンプル。
🔄 流れ(裏側)
フロント(index.html)でイベントIDとLINEアカウントIDを入力
↓
JSでQRコードを生成
↓
参加者が読み込む → LINEで受付メッセージ送信
↓
Google Apps Script(backend.gs)でメッセージを処理
↓
確認コードを自動返信
↓
その確認コードを入力すれば受付完了
↓
Googleスプレッドシートに記録
これだけ。
✨ 個人的に気に入ってるポイント
誰でも使えるUI:スマホでLINEが使えればOK
導入ハードルゼロ:インストール不要、端末に依存しない
完全無料:Cloudflare Pages × GAS × スプレッドシートでコストゼロ
🛠️ 今後追加したいこと
・受付番号の自動リセット
・管理者向けのリアルタイム受付状況表示
・CSVエクスポート機能
📎 ソースコードについて
このプロジェクトは MITライセンス で公開しています。
「ちょっと真似してみたい」「うちでも使ってみたい」という方、大歓迎です!
https://github.com/liempia/line-reception
使いたいけどホスティングめんどくさい方はこちらをお使いください。
https://line-reception.liempia.app/
🤝 最後に
今回は「受付業務をLINEで完結させる仕組み」をテーマに自作してみました。
開発時間はざっくり半日ほど。
GASとLINE Bot、思ったより相性良かったです。
「小規模イベントを効率化したい」
「GASやLINE Botを使ってみたい」
という方の参考になれば嬉しいです!
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