前提
・対応スコープの検討
・全体のシステム図の作成
・(新規システムの導入の場合)既存システムの情報整理と新規システム導入の際のFit&Gap
・体制図、対象システムの担当者決め(PIC)
・リスク管理
・4ランドスケープでの検証が前提
具体的な対応
#1.データバリエーション
・フロントシステムで発生する業務のバリエーションを洗い出す
その際に、#2のデータを事実に、業務側にヒアリングを行なってバリエーションの妥当性をデータをもとに要件整理
#2.フロントシステムのデータ連携
・過去の発生データをチェック。
フロントシステムでしか確認できないものは、クラウドにデータを集約する必要がある。
※業務側にデータ確認依頼をするとリードタイムがかかるので、なるべくシステム部門側でデータの確認とバリエーション整理を行うことで、要件確定のリードタイムを減らすことができる
#3.データのボリューム確認
・ボリュームに応じて、システム環境構築のスペック検討。
また、他のシステムに相乗りする場合に、他のシステムの容量を食ってプロセス枯渇に陥らないか確認
#4.月次や四半期、年次のジョブを並行稼働環境でテスト
・並行稼働でテストできないイベントに対して、並行稼働期間中でボリュームテストを実施し、タイミングも実際の発生タイミングに合わせて、並行稼働環境でワークプロセス数や処理時間に影響がないことを確認
稼働判定
・稼働判定時の合格条件を明確化
(例:フロントシステムの売上金額と新規システムの売上金額の一致)
・不具合/課題管理表の状況を共有
→残課題に対しては、5W1Hで着地点を明確化
稼働後
本番稼働後のCPプラン(Contengency Plan)を計画
・切替後に稼働後検証の基準を明確にする
→基準未達の場合に、CPプランを発動する(