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会社にリモートワーク制度の導入を提案してみた

Last updated at Posted at 2018-12-07

会社でリモートワーク制度を導入してみないかと提案してみました。

必ずしもリモートワークがいいというわけではないですが、
享受できるメリットがあるので、やってみよう!というスタンスです。

施策は何事もそうですが、やった後の評価が大切だと思っています。
やってみて良かったら続ける、だめだったらやめる。

リモートワークとは

遠隔で仕事をすること。

リモートワーク制度導入に当たっての経緯

元々システムチーム内で2名リモートワークをしていた。
理由としては、

  • 物理的に来れない(青森県)
  • 子供の保育園の送り迎えが出来ない

昨今採用サイトでも「リモートワーク可」をよく見るようになり、
全社でリモートワークについて検討していたが途中で頓挫。

今回とても優秀なエンジニアの採用の条件の一つに「リモートワーク」があったことをきっかけに再度チーム全体(今後出来れば全社全体)でのリモートワークを検討することになった。

まずは業務委託契約の方からリモートワークを導入し、検証する。

リモートワーク制度導入の目的

働き方(場所)の自由を実現することで場所に囚われない幅広い雇用の創出、個人の自由度の向上を図り、生産性向上の資とする。

導入メリット

オフィスに依存しない

  • オフィスの固定費削減
  • BPO対策になる(天変地異災害にあっても仕事ができる)

雇用枠が広がる、採用しやすい

  • 地方の優秀な社員を雇用できる
    (優秀な人が集まりやすくなる)
  • 産休・育児・介護等の家庭事情があっても働ける、働きやすい
  • 膨大な人材プールにアクセスできる

社員満足度の向上

  • 社員の自由度が上がる
  • 出社しなくてよくなる(満員通勤電車とさようなら)
  • 通勤時間がなくなり他のことができる
  • 育児がしやすい、働きやすい

→離職率の低下につながる

生産性の向上

リモートワークはより生産的であると報告されている

  • 集中できる環境を自分で用意できる

障壁とやるべきこと

人事・評価制度

ロボシステム評価制度2018

評価軸がより成果物重視となる。
成果をしっかり見れる人が評価する必要あり。
(かかった工数と成果物で判断)

  • コミットメントについては今まで通り毎月の1on1で目標設定とそれに対する評価を行う。
  • 360度評価(メンバー評価)
  • 上長評価
  • エンジニアスキル評価

マネジメント

Toggl、Trello、Backlogで管理する
週1の見積会と振返会で確認。
月1の1on1で確認。

リモートワークをするとなるとよくあがる「サボる人がいたらどうするの」問題はここでは考えない。
サボる人はオフィスに来ていてもサボる。
ただ頑張っても成果がでないこともあるので、そこのケアは必要。
(マネージャーの力量だと思う。)

例えば、何で時間がかかったとか、時間をかけた得たInputを聞くなど。

基本的に信頼関係があればそこまで問題ではない。

 

コミュニケーション

コミュニケーションの在り方はけっこう変わる。
チャットベースのことが多くなると思われるが、
オフィスワークと同等のレベルの環境(話したい時にすぐビデオチャットできる、ビデオチャットの精度がいい等)を作る。


Increments社に訪問に行った際に実際に使っているリモートワークガイドをいただき、参考に作りました。
一般にも公開されていたのでリンクを貼ります。
さすがよく出来ています。
(実例掲載)リモートワークのガイドラインを作る際のポイントは? 担当者に話を聞きました。

労務

★何をもって出勤とするか
TogglとSlackの分報で管理

★社員導入時検討必要
- 在宅勤務中の深夜労働、休日労働に関する取扱い
    - 許可制にする
- 残業代の兼ね合いで残業代が極力発生しないようにする
- 就業規則の改訂の必要がある

セキュリティ

セキュリティポリシー決める

  • 機密情報の取扱いを決める
  • 個人情報漏えい
  • PCはどうするか
    • 個人PC or 会社PC
    • VPN接続してるか?
    • 全員のVPN設定を行う
  • パブリックな環境での作業について

→ ROBOTPAYMENTセキュリティポリシー

★社員導入時検討必要
PCIDSSの対象となっている社員をどうするか?

設備

オフィス

  • Wifi
    電波が弱いところは有線にする
    →今のところ無線で70M/bps以上は出るので特に問題なし

  • ビデオチャット用のカメラとヘッドセット
    今のところ会議室Aはある。
    人が増えてきて必要があれば会議室B、Cも購入する

リモート

  • Wifi
    ビデオチャットで支障がないレベルの回線速度の環境にする。
    (くだり20M/bps以上)

  • ビデオチャット用のカメラとヘッドセット
    カメラ・ヘッドセットは個人の私物を使用する。
    Publicな環境で雑音を拾わないよう集音マイクが望ましい。

リモートワーク対象者

業務委託契約の方

★社員導入時検討必要
- 基準を設ける
- 基準を満たしたらOK
- 各部門マネージャーの裁量で決める
- ★リモート出来ない人はどんな人?

## リモートワーク頻度
週1回からスタートする
課題を解決していったら週2.3.4と増やしていく


## 他の部門との差
★
サポート部はどうするか
 電話応対で課題がある

## メリットを享受できない人たちをどうやって説得するか
メリットを享受できない人を作らない→全社で行う
エンジニアはFS(調査員)として1次フェーズで導入する 

会社全体の一体感・文化形成

  • 理想は会社に来たくなるような会社を作る
  • オフィスの価値をあげる
  • オフィスを文化の共有の場とする
  • 週1.2必ず来るような施策?
  • 月1飲み会?
  • 直接会って気持ちを共有できる場を設ける
     

新卒の教育

★新卒の教育はどのように行うか?
新卒とOJTは常にハングアウトをつなげておく?
→リモートワーク対象者の条件で勤務半年以上とか1年以上とか基準を設ける

導入後の評価

何を持ってリモートワーク制度導入完了とするか?

1次フェーズはロボシステムエンジニアの業務委託契約者全員がリモートか出社か自由に選べる状態になっていること

評価どうするか

  • メリットを実現できているか
  • デメリットを潰せているか
  • リモートワーク制度を導入して良かったか?(個人)
    →アンケート作る

参考

大手企業導入事例
fledge
increments
場所を問わず仕事ができる!リモートワークを導入するメリットと実例、円滑にリモートワークを行うためのツールまで徹底解説
リクルート働き方変革
リモートワーク(在宅勤務)はあなたの出世を阻んでしまうことを覚えておこう
リモートワーク開始、導入、廃止の企業3社に聞く「リモートワーク制度導入の可能性と実現方法」
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