0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

GroundTruthとRekognitionカスタムラベルを用いた物体検出

Last updated at Posted at 2023-04-12

できるもの
スクリーンショット 2023-04-06 16.28.41.png

対象者

awsのGroundTruthとRekognitionカスタムラベルに興味がある、
簡易的に物体検出プログラムを訓練、デプロイしてみたい方

記事を読むとできるようになること

awsのGroundTruthとカスタムラベルのシンプルな使用方法を実践し、サービスの利用イメージの概要を掴める

記事を読むのにかかる時間

5-10m

コンテンツの流れ

awsのGroundTruthにてlabel付けを行い、その後、カスタムラベルにてそのデータセットを用いて、訓練、
モデルのデプロイという流れとなります。

サービス簡易概要

GroundTruth:
さまざまな画像分析の訓練データを簡易に作成できる、アノテーションサービス、
類似としてはlabelmeなどがあるが、大きく異なるのは、アノテーションチームの管理や権限など、アノテーション作業に関するマルチな機能を簡易に実現可能なサービス

Rekognitionカスタムラベル:
簡易的に物体検出モデルをトレーニング、デプロイを行えるサービス
特に上記GroundTruthとの親和性が高い

以下GroundTruth関連の作業フロー

aws GroundTruthを選択後、以下画面でどういった形でラベルを保存するかを設定します。今回はobjectの境界ボックスを選択します
スクリーンショット 2023-04-06 16.18.44.png

以下画像を設定することで
ジョブを実行する人に向けて、適切なラベル画像と、不適切なラベル画像を添付し、作業イメージを共有することができます(今回は何も画像を設定していないためdefalut表示)
スクリーンショット 2023-04-06 16.14.49.png

GroundTruthにて、作業者はパブリックやプライベートとして依頼をすることができます。
作業者にはメールが届き、cognitoでログインを行い、ラベル付を行う。
という流れが多いかと思います
68747470733a2f2f71696974612d696d6167652d73746f72652e73332e61702d6e6f727468656173742d312e616d617a6f6e6177732e636f6d2f302f3230363738312f63646362313763302d663862382d656534662d396166352d6566306131343162636131312e706e67.png

以下がGroundTruth上でのラベル付け作業のイメージです。
アノテーションツールとしては、labelmeやlabelImgなどあり、慣れているアノテーションファイルを使用するのが良いかと思いますが、出力形式がmanifest形式というところをクリアできれば、見た目がリッチに使用できると思います
68747470733a2f2f71696974612d696d6167652d73746f72652e73332e61702d6e6f727468656173742d312e616d617a6f6e6177732e636f6d2f302f3230363738312f64323733323834662d376538652d363933392d306232622d3430613466633332363465652e706e67.png


GroundTruthでの操作によってs3上にjsonファイルができていることがわかります
bucketpath.png


jsonファイルの中身は以下のようになっています
スクリーンショット 2023-04-06 16.21.41.png


余談
GroudTruth 上で後日画像を追加する際などはこちらの「ジョブをチェーン」で追加可能です
68747470733a2f2f71696974612d696d6167652d73746f72652e73332e61702d6e6f727468656173742d312e616d617a6f6e6177732e636f6d2f302f3230363738312f39306233633832642d303964302d336437362d363439352d3638373565636638326531372e706e67.png

以下カスタムラベル作業の流れ

カスタムラベル上でのデータセットの設定を開始
スクリーンショット 2023-04-06 16.24.55.png


カスタムラベル上で先ほどのgroundTruthで作成したoutput.manifestがあるパスを指定する
スクリーンショット 2023-04-06 16.26.07.png


結果カスタムラベル上でGround Truth上で作成したデータセットが読み込めていることがわかる
スクリーンショット 2023-04-06 16.28.41.png


このようにカスタムラベル上で、modelが訓練開始となったことがわかります。
スクリーンショット 2023-04-06 16.31.08.png


以下画面右のボタンでテストリザルトを確認できます
image.png


特に優秀なのは訓練結果に対して、true positiveなど、検証画面が非常にリッチでわかりやすいものとなっています。
今回は訓練データの個数自体が少なく、学習がまともにできていないことがわかります
image.png


訓練データが足りない場合は、GroudTruthで訓練データを追加したあと、以下のボタンでカスタムモデル側に同期を取ってあげるとデータセットの追加が可能です
image.png


前回ラベルを使用するときは手動によるデータのセットアップを選択肢、入力データセットに、前回つけたラベルデータが格納されたmanifestファイルのパスを入れ、出力データセットを設定すると、前回データに追加をできます。
入力データセットの場所.png


カスタムモデルのデプロイは以下のように、usemodelで実行可能となります
useYourModel.png

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?