※本記事は2022年6月17日時点の情報を元に書かれています。
はじめに
本記事は完全に備忘録です!
Azure Logic Appsに詳しい方ならわざわざ記事にするまでもないと感じるかもしれませんが、一瞬でサクッと自動化ワークフローが作れたことに感動したので記事にすることを決めました。
Azure Remote Rendering(ARR)で 点群データサポート(Preview) が公開されたので早速試してみようと思ったのですが、3Dオブジェクトを表示するまでに少し面倒なプロセスが多いと感じたので、Logic Appsでワークフローを作りました。
本記事では、ARRへの3Dモデルの変換リクエストをするまでをLogic Appsで自動化する処理を紹介します。
成果物
ワークフローの全体像はこんな感じです!これでいちいちPostmanからコールすることなく、ファイルのアップロードだけでレンダリングができちゃいます。
- Blob Storageの特定のコンテナに.ply, .xyz等のファイルがアップロードされることをトリガー
- MRAccessトークンを取得するREST APIをGet
- 返ってきたJSONをパース
- トークンが長いので変数に代入
- 3Dモデルの変換をリクエストするREST APIをPut
- ワークフローが正常に流れたら何かしらで通知 (今回はOutlookメール)
(※中身の詳細を知りたい方は直接ご連絡ください)
最後に
これが正しい!というわけではありませんので、実運用に際しては検証等は欠かさずお願いします。(APIコールが失敗した場合の再試行処理はモニターと連携するなどが必要かもです。)
参考文献
ARRは触ったことがなかったので、@Futo_Horio さんの記事を参照し試してみました!Horioさんの記事と併せて本記事の内容に触れると、理解が深まるかと思います!
リンク: Azure Remote Rendering REST API を使って Azure Blob Storage の3Dモデルを変換する方法