※本記事は2020年4月時点での内容です。
はじめに
Azure ArcはMicrosoft Ignite2019で発表され、現在Azure Arc for ServersがPublic Previewでリリースされています。ドキュメントを読んでいるとAmazon Linuxという表記があり、興味を持ったため早速試してみました。
※2020/4/15時点でAmazon Linux 7という表記になっていますが、これはTypoのようです。ドキュメントの管理者に変更依頼を投げたので、しばらくすると改善されると思います。正しい表記は、Amazon Linux 2です。
参照: https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/azure-arc/servers/overview#prerequisites
設定手順概要
1.AWSマネジメントコンソールにログインし、EC2インスタンスを一つ立てます。今回は、Amazon Linux 2 AMI(HVM)を選択しました。
5.各種設定を入力します。今回EC2インスタンスのOSがLinuxのため、Linuxを選択しました。
6.エージェントをインストールするためのスクリプトが生成されるので、メモ帳等にコピーしておきます。
7.あとは簡単に設定できます。EC2インスタンスにログインし、先ほどコピーしたスクリプトを順に実行するだけです。正常に完了するとこのような画面になります。
8.Azureポータルから確認してみます。AzureからAWSのインスタンスが確認できます!
さいごに
Azure、オンプレミス、AWSなど複数環境でサーバーを利用している際に、Azureポータル一画面で全てを管理(ポリシーの割り当て等)ができるのは便利ですね。ドキュメントには記載がありませんが、GCPなど他のクラウドからも接続できるはずなので、試してみたという方がいらっしゃいましたら是非教えて下さい!