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【BOPF】ドラフト機能

Last updated at Posted at 2019-09-21

はじめに

モバイル端末からWebアプリにアクセスするとき、電波の関係で一時的にオフラインになる場合があります。そんなとき、編集しかけのデータが消えてしまうと困りますね。
BOPFには、ドラフトを自動的に保存してくれる機能があります。

ドラフト機能の仕組み

ドラフト機能を有効にすると、ドラフトデータを保存するためのテーブルが別に登録されます。保存前のデータはドラフト用のテーブルに保存され、保存したデータだけが正式なデータ用のテーブルに格納されます。
image.png

ドラフト機能を有効化

CDSビューに以下2つのアノテーションを追加します。
draftEnabled: true
writeDraftPersistence: 'ドラフト用テーブル名'
image.png
CDSビューを有効化すると、ドラフト用のテーブルが自動で登録されます。
赤枠で囲った項目が、元のテーブルと比べて追加された項目です。
image.png

ドラフト機能を確認

ドラフト作成時

フロントエンド

アプリを実行すると、2つの項目が追加されています。
image.png
一つの行を選択して編集してみます。
image.png
すると、Draft savedというステータスが表示されました。
保存せずに前の画面に戻ると、ドラフト状態のレコードが表示されます。
image.png
Show Active Items Onlyを押すと、編集前のレコードが表示されます。
image.png

バックエンド

ドラフト用のテーブルにデータが格納されています。
image.png
Keyという項目で正式なテーブルとひもづいていることがわかります。
image.png
正式なテーブルのデータはまだ変更されていません。
image.png

保存時

フロントエンド

ドラフトデータを保存します。
image.png
image.png

バックエンド

ドラフトテーブルのレコードが消えました。
image.png
正式なテーブルに変更が反映されました。
image.png

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