はじめに
AWSやOracle CloudやMicrosoft Azureは使ったことがあるが、富士通のニフクラはどうなんだろうと使ってみた。一番良く使うであろう仮想サーバの構築手順を確認する。
ログイン
ニフクラを契約すると管理用のコントロールパネルのURL,ユーザID,パスワードが届く。
メニュー表示
ログインすると、全体のメニューが表示される。
他のクラウドに比べるとサービスメニューは少ないが、他のクラウドを使ったことがあれば、マニュアルを見なくても直感的に操作できる感じ。
仮想サーバの構築
メニューから「コンピューティング」を選択する。
まずはOSを選択する。Windows, Linuxから選択できる。画面では3種類しか表示されていないがスクロールするとメジャーな数十種類から選択できる。
サーバタイプの選択
ゾーン:「リージョン+データセンター」的な意味。
データセンター障害に備えて冗長化するなら、ソーンを別々にする。
国内リージョンは大きく分けて(west:西日本、east:東日本の2つ)
サーバのスペックを選択する。時間単価・月額費用が書かれている。金額がわかりやすいのでちょっと安心。
サーバ設定
料金プランは、「月額」か「従量(時間)」の選択
SSHキーは、サーバ側でキーが発行されて秘密鍵がダウンロードされるタイプ。
複数のサーバを立ち上げることを考慮すると、クライアントで持っている公開鍵をアップロードするタイプにして欲しかった。
ネットワークは、こだわりがなければグローバルIPもプライベートIPも「自動割当」で。
プライベートネットワークは、デフォルトの「共通ネットワーク」になっているが、他のクラウド同様、仮想ネットワークを作成しそれを割り当てることも可能。
「確認」ボタンを押して、次の画面へ
確認
ここまでで設定した内容の確認画面が表示される。
設定内容に問題がなければ「作成する」ボタンを押す。
コンソール画面
コンソール画面に戻ると、サーバのステータスが確認できる。
Linuxの場合、グローバルIPが表示されていれば証明書を使ってSSHでアクセスできる。
感想
サービスや設定項目が他のクラウドに比べて少ないので、クラウド初心者でも抵抗が少ないと思う。ほぼすべての項目が日本語で書かれており、操作の順序も日本人向きな表現なので操作していて不安になる点が少なく感じます。
以上