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Azure AIのtsuzumiを使ってみた

Last updated at Posted at 2024-12-04

はじめに

Azureで使えるLLMモデルに、国産LLM(SLM?)であるtsuzumiが加わりました。
Azure AI Studio(Azure AI Foundryになったようです)で、モデルをデプロイすることで、Azure OpenAIやLlama等の他のモデルと同じようにAPIで呼び出して使えたりします。

公式ガイドがありました。
使い方が詳しく説明されています。

モデルデプロイ

AI Studioのリソースを作ってプロジェクトを作ってデプロイするだけですが、以下がデプロイに必要となる条件のようです。

  • リソースグループ、AI Studioのリージョンをeastus2にする
  • 事前にプロジェクトを作成し、Marketplaceからtsuzumiをサブスクライブする
  1. リージョンが eastus2のリソースグループを用意します。
    resource_group.JPG

  2. Marketplaceで検索して、AI Studioを作成します。リージョンは eastus2にします。
    ai_studio_1.JPG

  3. AI Studioができたら、そこにプロジェクトというものを作ります。プロジェクトにモデルをデプロイできます。
    project.JPG

  4. モデルカタログというところにtsuzumiがいますので、デプロイしようとしてみます。

    ①条件で検索できます。
    catalog_2.JPG

    ②デプロイしようとします
    catalog_3.JPG

    ③できません!
    catalog_4.JPG

  5. 気を取り直してMarketplaceからtsuzumiを探します。リソースグループからリソースの作成を試みるとMarketplaceに移動できます。
    購読する(サブスクライブ)を選んでAI Studioに遷移します。
    marketplace_1.JPG
    marketplace_2.JPG

  6. デプロイを選ぶとプロジェクト選択になるので、先ほど作ったプロジェクトを選びます。
    deploy_1.JPG
    deploy_2.JPG

  7. デプロイします。Content Filterというのをつけると良い子には有害な言葉を防いでくれます。是非つけましょう。
    deploy_3.JPG

  8. デプロイが終わるとこんな画面になります。
    deploy_4.JPG

  9. プレイグラウンドという画面に行くとチャットできます。デプロイできたことを一緒に喜んでくれます。
    deploy_5.JPG

まとめ

デプロイは簡単ですが、リージョンが間違っていたり、同じプロジェクトでデプロイ済みのモデルがあったり、サブスクライブができていないと失敗したりします。
失敗したときはこれらをチェックしてみましょう。
デプロイができれば、Python等でAPIで呼び出して、Azure OpenAIと同じように使うことができます。

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