いろんなブランチで作業しているときに、迷子になることがある。一昨日使っていたブランチの名前が思い出せないときに、この記事の手法を覚えておくと便利。
結論
git branch --sort=-committerdate
とすれば、最近コミットした順にブランチがソートされて表示される。
$ git branch --sort=-committerdate
* feat-add-key-value
staging
start-abtest
stop-abtest
remove-xxxx
git branch の sort オプションが使って実現している。
公式ドキュメント: https://git-scm.com/docs/git-branch#Documentation/git-branch.txt---sortltkeygt
昇順/降順の変更
-
をつけるだけで変更できる。
-
--sort=<key>
昇順 -
--sort=-<key>
降順
key にできるもの
git-for-each-ref のドキュメントに書いてある。たくさん指定できるものはあるが、 sort したときに実用的なものは次に挙げるものだけだろう。
committerdate
authordate
creatordate
taggerdate
Alias による便利な活用
Git には Alias という機能が用意されているので上記のオプションを覚えなくて済む。公式ドキュメント: https://git-scm.com/book/ja/v2/Git-%E3%81%AE%E5%9F%BA%E6%9C%AC-Git-%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%82%B9
$ git config --global alias.br 'branch --committerdate HEAD'
としておけば、次からは git br
で最近コミットされた順でブランチ一覧を表示できる