LoginSignup
6
6

More than 5 years have passed since last update.

オフラインのCentOS6にインストールメディアからパッケージをインストールする(GUI)

Last updated at Posted at 2014-07-06

VMware playerにCentOS6.5をインストール。
簡単インストールでインストールすると
設定がどうなっているかわからない状態になるので
設定を修正するためのメモ。

VMware Playerで評価を行っている場合、インターネットには接続せず
オフラインでサーバを動かすことがある。

GUIではパッケージ管理のUIが用意されているが、
Administrator > Add/Remove Software

Win81_000182.jpg

ただインストールしただけではパッケージをインターネットに取りに行くため
オフラインではパッケージの追加や更新が失敗する。
そこで、インストールメディアからパッケージをインストールする方法のメモ。


(1) メディアを入れる

GUIを有効にしていると、通常はメディアを勝手に認識し
/media の任意のディレクトリにマウントしてくれる。


(2) メディアのパスを確認

自動的にマウントできた場合はエクスプローラが起動するはず。
エクスプローラが起動したら、ウィンドウの左下から
現在表示しているディレクトリのフルパスを記録する。

Win81_000197.jpg

上記は CentOS6.5 でやってみたもの。
/media/CenOS_6.5_Final にマウントされていることがわかる。


(3) ターミナルを起動

GUI左上メニュー
Applications > System Tools > Terminal から。

Win81_000186.jpg

または、一番簡単なのはデスクトップから右クリックで。

Win81_000185_s.jpg


(4) viでrepoファイル作成

レポジトリの設定が入っているディレクトリに
新規にレポジトリ定義用の設定ファイルを作成する。

・レポジトリ設定ディレクトリに移動

# cd /etc/yum.repos.d/
# ls -l

・ファイルの作成

# vi media_default.repo
[media_default]
name=media_default
baseurl=file:///media/CentOS_6.5_Final    ※
gpgcheck=0
enabled=1

・※の部分にメディアがマウントされたパスを入れる。
 スラッシュが多くて分かりずらいけど、file:///media/CentOS_6.5_Final で分かれる。

・ファイル内容の確認

# cat media_default.repo

(5) (4)以外のほかのenable設定を無効に

/etc/yum.repos.d/ 内のファイルをすべてcatで確認し、
有効になっている設定を無効にしていく。

# cat CentOS-Base.repo
# cat CentOS-Debuginfo.repo
# cat CentOS-Media.repo
# cat CentOS-Vault.repo

[]から始まっているかたまりが一つの設定で、その中に enabled=1 と書いてある、
あるいは enabled=~ が書いていない場合有効になる模様。
enable=0 に修正するか、enable=0 を追記する。

CentOS-Base.repo
[extras]
name=CentOS-$releasever - Extras
mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repo=extras
#baseurl=http://mirror.centos.org/centos/$releasever/extras/$basearch/
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-CentOS-6
enabled=0                                             <----- 末尾に enabled=0 を追加する

CentOS 6.5 インストールのままだと、
CentOS-Base.repo の中の [base] [updates] [extras] の3か所が有効になってそう。


(6) アプリケーションのインストール

GUI左上メニューから
Administrator > Add/Remove Software から。

Win81_000196.jpg

All packeges のメニューをダブルクリックするとパッケージリストが取れる。
段ボールが閉まっているのがインストールされていないパッケージ。

試しにmysql-serverをインストールしてみる。
検索欄からmysqlを検索し、リストから mysql-server のパッケージをチェック。
「Apply」のボタンをクリック。

Win81_000189.jpg

依存関係で一緒にインストールが必要なパッケージがあると表示される。
「Install」ボタンをクリック。

Win81_000190.jpg

root権限を持っていないとパスワードを聞かれる。
rootのパスワードを入力して「Authenticate」のボタンをクリック。
何回か出る場合もある。

Win81_000192.jpg

インストール完了後、段ボールの+表示が消えていたらインストール完了。

Win81_000195.jpg

6
6
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
6
6