#はじめに
2020年後半にAWSに興味を持ち初めてから、2021年3月に武蔵小杉のピアソンVueで試験を受けるまでの記録です。
当日の持ち物や試験の流れなど、自分自身が不安だった点をまとめましたので、同じように初めて受験される方にも読んでいただければ嬉しく思います。
#試験に向けた勉強
結果としてはトータルで3ヶ月くらい勉強したことになりますが、AWS
AWSに触れ始めてから試験に至るまでの過程を時系列にします。
##hello world期
最初はAWSのアカウントを作って無料枠でサーバーが持てるという事実に驚き、本当かどうか試していたような感じです。Qiitaの記事などを見ながらEC2を作ってWordPressを動かしました。
##情報収集期
Youtubeでいろいろな動画を見ていくうちに、AWSはサーバーの切り売りをするだけではないことに気づき始めました。認定試験について知り、挑戦してみたくなったのはこの頃です。
- AWS Japanのセミナー動画 Black Beltなど
- くろかわこうへい氏のAWSチャンネル
- サーバーワークスの毎日AWS
##課金期
Udemyです。少し高かったので悩んでいると、ある日とんでもない割引セールを始めたので思わず購入しました。
- 「 これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座(SAA-C02試験対応版)
15,000JPY1,500JPY」- 視聴しながらハンズオンができて知識と経験が得られる良い教材でした。
- 最初から最後まで一通り視聴しつつ、ハンズオンも実施しました。
- これだけでOKとあるのに不安になって次の手を打ちます。
- 「【SAA-C02版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問)」
- この問題集は難易度が高すぎてやればやるほど逆に不安になる代物でした。時間切れで半分くらいやってリタイヤ。結論としてはこんなに難しい問題は出なかったので不要だった気がします。
#試験の申込
申し込みの方法はちょっとわかりにくいところが多かったので余裕をもってお早めに。
- 2021年3月16日にここから申し込みを実施
- 会場と日時を選んで予約しますが、結果的には早めに行ったら早めにスタートさせてもらえたので、少し遅めの時間帯に予約しておくと融通が利いていいのではないかと感じました。
- 15,000JPY+TAX 1,500JPY クレジットカードでお支払いします。
- 申し込み時に名前を入れる欄にローマ字で入力したのですが、こうすると本人確認書類としてローマ字で名前が書かれたものが必要になると思われます。そうするとパスポートを持っていくしかないハメになります。
- 武蔵小杉の会場は2つあるように見えますが、実際には同じ住所なので1か所しかない模様です。
#試験当日
さて、いよいよ当日です。武蔵小杉の駅前にあるピアソンVueが入っているビルです。
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当日必要だった持ち物
- パスポート(自署のある本人確認が必要だったので)
- 運転免許証
- マスク(コロナ対策)
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当日あってよかったもの
- 飲み物
- カバン(会場に持ち込めないものを鍵付きロッカーに入れる際にないと困る)
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ピアソンVue武蔵小杉はJR武蔵小杉駅前のSTMビルの7階にあります。タワープレイスではありません。7階のエレベータを降りてフロアの通路に行くと、でかでかと「テストセンター」と書いたお手製の看板があってすぐにわかりました。
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2021年3月24日(水)の午後に予約しましたが、1時間ほど前に会場の事前チェックのつもりで会場の前まで行ったら、受付の方に手招きされてそのまま試験を受ける流れに。空いていたせいかもしれません。
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必要な持ち物はパスポートと運転免許証。受付で見せるとマスクをとって顔の目視確認。それから試験のルールを守る旨を読んでサインします。
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そのあと電子署名ということで黒い板に付属のペンで署名してから、椅子に座って顔写真を撮ります。この顔写真が何に使われるのかは不明。後でパスポートの写真と照合するのではないかと推定。
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持ち物は全て鍵付きロッカーにしまう。スマホや筆記用具はもちろん、時計やメガネケースも。ポケットにも何も入っていないことを確認されます。カンニングよりもむしろ持ち出しに気を遣っているように感じました。
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飲食物も持ち込めないので、荷物をしまう前に水分はとったほうが良いです。2時間何も飲めなくなります。
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会場に入る前にメモ用紙をパウチしたようなものと専用ペンを渡されました。これでメモを取ったり計算が可能です。今回の試験では不要でした。これらは試験後に返却する必要があります。
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試験会場はパソコンが並んでいて隣の席との間は板で仕切られています。席の番号を指示されるので自分でその席まで行って座ります。DELLのデスクトップパソコンが電源ON状態で用意されています。画面サイズは20インチくらいでしたが、文字はそこそこ大きいので、老眼でも問題ありませんでした。
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パスワード入力済みのログイン画面でログインボタンを押してログインします。画面のリスト上で自分の名前を選択して試験をスタートします。(ここで間違えて他人の名前を選んでしまったらどうなるのかと、ドキドキしました。)
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試験の間、残り時間と問題数が画面右上に常に表示されます。画面上の問題を読んで選択式のラジオボタンやチェックボックスをマウスでポチポチ選んだら、左下のボタンで次の問題へ進む。戻ることも可能。あとで見直したい問題にマーキングすることも可能。全部終わってからもう一度見直しが可能。
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問題がすべて終わって、確認完了すると試験は終了するが、アンケートが始まる。アンケートに答えると唐突に合否判定が表示されて焦る。指示に従ってそのまま試験を完了すると、ログイン画面に戻る。
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席を立って部屋を出ると受付の方に呼ばれるので、借りたものを返して確認のサイン。試験を受けたという証拠のような紙を受け取る。紙には正式な合否結果を5日以内に連絡すると書いてありました。
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鍵付きロッカーから荷物を取り出して帰る。
#総コスト
約21,500JPY =
1,500JPY(Udemy) * 2
- 16,500JPY(ピアソンVue)
- 約2,000JPY(awsうっかり課金)
#おわりに
とにかく合格できてよかった!
COVID19の緊急事態宣言が出たりしたことにより「おうち○○」が流行しましたが、「おうちAWS」はとても実用的で楽しめました。10年前には考えられないほどの技術の進歩とクラウド時代の新常識を多少なりともキャッチアップできたような気がします。
##おまけ これだけは押さえておきたいベストプラクティス 五選
- 静的コンテンツはS3に入れてCloudfrontから配信すべし
- Private SubnetのEC2からインターネットアクセスするならPublic subnetにNATゲートウェイを設置すべし
- EC2からS3にインターネットを介さずアクセスするならVPNエンドポイントを設置すべし
- EBS,EFS,S3の種類と特性は把握すべし
- 迷ったときはSQSを選ぶべし