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ライフサイクルマネージャでEC2のバックアップ自動化

Last updated at Posted at 2022-05-12

はじめに

EC2のバックアップを自動化するのにサードパーティ製品を利用しがちですが、マネコン上で設定できるのを見つけたので覚書きします。

内容

EC2のサーバーバックアップで下記のような機能を利用できます。

  • AMIを取得する(またはEBSのスナップショット)
  • スケジュール実行
  • バックアップの世代管理
  • バックアップを別リージョンへコピー

バックアップ取得の設定

  1. マネジメントコンソールでEC2のメニューから[Elastic Block Store]-[ライフサイクルマネージャ]を選択します。

  2. [ライフサイクルポリシーを作成]ボタンをクリックします。

  3. [ポリシータイプを選択]画面で[EBS-backed AMI ポリシー]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。
    image.png

  4. [設定を指定]画面で[ターゲットリソース]の設定を行います。ここではEC2にあらかじめ対象となるタグを設定しておいて、それを指定することにより対象のインスタンスを決めます。同じタグの付いた複数のインスタンスをまとめて行うことも可能です。
    image.png
    そのほか、AMI作成前にインスタンスを再起動することもできます。設定が終わったら[次へ]ボタンをクリックします。

  5. [スケジュール 1 を設定]画面でバックアップのスケジュールと何世代まで(またはどれだけの期間)保持するかを設定します。スケジュールの日次はUTCのためローカル時刻に換算する必要があります。
    image.png
    ここでリージョン障害に備えてクロスリージョンコピーを設定することができます。設定が終わったら[ポリシーを確認]ボタンをクリックします。

  6. 上記の設定を確認して[ポリシーの作成]ボタンをクリックします。

取得されたバックアップの確認

作成されたAMIはタグ[aws:dlm:lifecycle-policy-id]に上記で作成したポリシーIDが設定されるので、判別も容易です。

おわりに

EBSのメニューに入っているので定期的なスナップショットしか作成できないかと思えば、AMIも同様に取れるという高機能。さらに災害対策のためリージョン間コピーまで自動化できます(リージョン間でコピーを行うとかなり通信料がかかると思いますのでご注意)。

参考文献

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