はじめに
最近いろいろなクラウド関連の勉強ついでに、さくらのクラウド検定というものがあることを知ったので、受けてみることにしました。
zero2oneというサイトからIDを作って申し込みを行います。
年に2回の決まった試験日時にインターネットで受験する仕組みです。
勉強したこと
zero2oneというサイトから無料の教材にアクセスすることができるようになっているので、ひたすら動画を見ました。
模擬テスト
一応勉強したものの、当日の直前に試した模擬試験では71%の正答率。合格基準が明らかになっていないので何とも言えませんが、かなり雲行き怪しい!?
さくらのクラウドの特徴
国産クラウドであること以外に、いくつか面白い特徴があったのでご紹介です。
通信無料
仮想サーバは時間単位に課金されますが、通信には費用が掛からない。
単年度プリペイド
「プリペイド」というリザーブドインスタンスのような前払い機能があるのですが、通常の1年とかのプランと別で「単年度プリペイド」という3月までの予約が存在します。これは会計年度が4月始まりの企業にとって嬉しい点だと思います。
石狩リージョン
東京と石狩(北海道)にリージョンがあります。日本沈没というドラマでは日本列島がほぼ海に沈んでも、北海道と九州の一部が残っていたので、本当にそうなった場合は役に立つと思います。
Sandbox
マネコンの操作習熟のための環境が無料で利用できるので、直接触って体で覚えたい派も安心です。AWSでもBuilder Labsという時限付きの練習環境はありますが、こちらは実際にリソースが作られるわけではなく、操作の体感だけできるようです。
その他学んだことのメモ
- ウェブアクセラレーターでキャッシュ可能なファイルサイズは2GBまで。ファイル形式の制限はなし。
- さくらのクラウドサーバのSLAは99.95%
- ローカルルータとのピア設定ではリソースIDとシークレットキーが必要
- サーバにディスクを接続する際には、サーバを停止してディスクタブで「接続」
- GPUプランで提供されるNVIDIA V100
- 高火力PhyはNVIDIA H100
- サーバのプラン変更を行うと別リソースになるため、継続利用の割引が外れるため要注意!
- オブジェクトストレージにはディレクトリなし
- パケットフィルタはステートレスなので戻り通信も定義が必要
- AWS接続オプションを使うと、AWSとの閉域接続が可能
- マルウェア対策は提供なし、マーケットプレイス等を利用する
- VPCルータのサイト間VPN機能では、認証方法として事前共有鍵(Pre-Shared Key)
- シングルサーバコントロールパネルは接続先サーバを制限して外部向けに操作を許可する
- サーバのメモリ割当量の上限値は、1クラウドアカウント当たり、各ゾーンごとに合計300GB
- ルータ+スイッチにはグローバルIPアドレスがバンドルされておりインターネット接続できる
受けてみて思ったこと
- 試験開始前にログインすると、開始時間までのカウントダウンが始まっていて急に緊張しました
- 100問を60分はなかなか短いので、わかりそうもない問題は仮の答えを入れて後でチェックとしました
- 知識が問われる問題も多く、業務で利用しているわけでなければ暗記する量が多かったです
試験結果
合格できました!!
それにしても
試験の結果が出るまで約2週間。長かった~
おわりに
他のクラウドに比べると、独自カラーの強い国産クラウドですが、試験のシステムも全部さくらのクラウドで動いているのだろうと思うと、不思議な感覚でした。
勉強方法が公式教材しかないので、もう少しバリエーションが欲しいところです。また自宅で試験を受けるのはなんとなく抵抗ありますが、かといってスタバというわけにもいかず、試験センターなどでできるようにしてほしいところです。国産クラウドとして、ガバメントクラウド影響事業者に選ばれたそうなので、もっと利用者を増やしてほしいと願います!
参考文献