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運用管理ソフトウェア「Hinemos」を使ってみる!!part7 ~ジョブ機能~

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1.はじめに

Hinemosにおけるジョブの設定をしていきます。

これまでのHinemosに関する投稿は以下のリンクから飛んでください。
運用管理ソフトウェア「Hinemos」を使ってみる!!part1 ~はじめに~

2.Hinemosにおけるジョブ機能

Hinemosのジョブは以下の3つから構成される。

種類 説明
ジョブユニット 一番でかい集合
ジョブネット ジョブユニット内に作成する集合
コマンドジョブ ジョブネット内に作成する一番小さなジョブ単位

ちなみに、ジョブネットの作成は任意。「ジョブユニット」配下に「コマンドジョブ」を配置することも可能。

3.ジョブ設定

ここからジョブの設定です。

単一ジョブ

まずは、シンプルな単一ジョブを動かします。
[パースペクティブ]-[ジョブ設定]を押下して、以下の画面を表示させる。
000031.JPG
ジョブユニットを作成します。
[マネージャ(マネージャ1)]を右クリックして、[ジョブユニットの作成]を押下。
000032.JPG
[ジョブID]:一意のIDを記載します。(今回は"jobunit01")
[ジョブ名]:任意のジョブ名を記載します。(今回は"ジョブユニット01")
そして[OK]を押下。
000050.JPG
次に、ジョブネットを作成します。
作成した[ジョブユニット01(jobunit01)]を右クリックして、[ジョブネットの作成]を押下。
000035.JPG
[ジョブID]:一意のIDを記載します。(今回は"jobnet001")
[ジョブ名]:任意のジョブ名を記載します。(今回は"ジョブネット001")
そして[OK]を押下。
000037.JPG
次に、実際に動かすコマンドジョブを作成します。
作成した[ジョブネット001(jobnet001)]を右クリックして、[コマンドジョブの作成]を押下。
000051.JPG
[ジョブID]:一意のIDを記載します。(今回は"job001")
[ジョブ名]:任意のジョブ名を記載します。(今回は"ジョブ001")
000038.JPG
実行する対象のエージェントを指定します。
[コマンド]タブの[スコープ]の右側の[参照]を押下。
000039.JPG
[エージェント01]を指定。
000040.JPG
[起動コマンド]にエージェントで実行するコマンドを記載します。
もちろん、シェルを指定してもOK。
今回は、標準出力に日時&ファイルに書き出すコマンドを実行します。
(ログのネーミングセンスはひどいですね。。)
実行ユーザを"エージェント起動ユーザ"から帰る場合は、"ユーザを指定する"に記載します。
000041.JPG
設定したら、[OK]を押下。
000041.JPG
こんな感じで登録されればOK!
※ただし、自動で反映してくれないので、ジョブ設定したら、明示的に保存する必要があります。
ctrl+sを押下する。
000042.JPG
[Yes]を押下。
000043.JPG
[OK]を押下。
000044.JPG
では、早速実行してみましょう。
000046.JPG
[ジョブユニット01(jobunit01)]を右クリックして、[実行]を押下。
000048.JPG
「ほんとに実行しちゃうけどいいの?」って聞いてくれます。(ありがたい)
問題なければ、[実行]を押下。
000045.JPG
では、実行したジョブの結果を確認します。
ジョブ実行した画面では、確認できない。。ちと面倒。
[パースペクティブ]-[ジョブ履歴]を押下。
[ジョブ履歴[一覧]]の"終了状態"が"正常"ならOK!
000052.JPG
また、一番したの[ジョブ履歴[ノード詳細]]のメッセージを見ると、標準出力のメッセージが出力されています。
000047.JPG
さらに、agentの/tmp/log.logを確認すると、ちゃんとhostnameが出力されています。
(一安心です。)
000049.JPG

コマンドジョブ連携

「Aコマンドジョブが終了したら、Bコマンドジョブを実行する」みたいなジョブネットを作成します。
さきほどの続きで、[ジョブネット001]を右クリックし、[コマンドジョブの作成]を押下。
000054.JPG
以下のようにジョブの設定をします。このあたりは、単一ジョブと同じ。
000083.JPG
次の設定が重要。
[待ち条件]タブにおいて、[判定対象]-[追加]を押下。
000056.JPG
[ジョブID]を押下します。
000057.JPG
ここに、job002の前のジョブを設定します。今回は"job001"。
次に値を入れます。
000058.JPG
値は、「正常」「警告」「異常」「(アスタリスク)」が選択できます。
「正常/警告/異常」・・・前のジョブが正常/警告/異常終了だったら、後続ジョブを実行する。
「(アスタリスク)」・・・前のジョブがどんな結果であっても後続ジョブを実行する。
000059.JPG
今回は正常終了にします。
000060.JPG
設定内容を確認したら、[OK]を押下。
000061.JPG
ここでも、ジョブ定義を変更したので、ctrl+sで登録。
000062.JPG
000064.JPG
では、実行しましょう。[ジョブユニット01]を右クリックして、[実行]を押下。
000065.JPG
[実行]を押下。
000066.JPG
では、実行結果を確認しましょう。手順は単一ジョブと同じです。
ジョブユニット、ジョブネット、コマンドジョブが全て正常終了していればOKです。
000069.JPG

4.さいごに

今回は、基本的なジョブの定義方法をご紹介しました。
今後も様々なジョブ定義について、紹介していきたいと思います。

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