概要
- render.comを使用して、アプリケーションをデプロイする
- 無料プランを利用&クレジットカードの登録は行ない
開発環境
- OS:MacOS(m1チップ)
- 言語:ruby 3.1.2
- フレームワーク:Ruby on Rails7.0.2
- DB:PostgreSQL(←要注意:詳細後述)
- Docker等のコンテナは使わず、PCのローカル環境に構築
本番環境(production環境)を用意する
Gemfile
group :production do
gem "pg"
end
ここで注意が必要
gem "pg"
はPostgreSQLを使用するために導入(筆者はsqliteを使用していた)
render.comはデータベースをPostgreSQLしかサポートしていないため、
MySQLやSQLite等を使用している場合は、本番環境のデータベースのみPostgreSQLnに変更する必要がある
gemをインストールする
bundle install
render.yamlの作成
以下を参考に作成してみてください
render.yaml
databases:
- name: lunch_bot_production
databaseName: lunch_bot_production
user: lunch_bot
region: singapore
plan: free
services:
- type: web
name: lunch_bot_production
env: ruby
region: singapore
plan: free
buildCommand: "./bin/render-build.sh"
startCommand: "bundle exec puma -C config/puma.rb"
envVars:
- key: DATABASE_URL
fromDatabase:
name: lunch_bot_production
property: connectionString
- key: RAILS_MASTER_KEY
sync: false
regionはsingaporeを指定します(日本から一番近い拠点)
databaseとserviceどちらにもplan:free
を必ず指定してください。
render.comの設定を進める
render.comのアカウントを作成する
- render.comの公式ページからアカウントの作成を行なってください。
公式のドキュメントに沿って進めていく
-
公式ドキュメントの通りに進めれば問題ありません。
※今回はRuby on Railsで作ったアプリのデプロイです。様々なフレームワークに対応した公式ドキュメントが用意されているようですので、開発環境に合わせて読み替えてください。
デプロイを確認する
- デプロイボタン押下に生成されたURLをクリックしてデプロイされているか確認してください。
- freeプランの場合、デプロイおよびURLをクリックした後の表示に少々時間がかかります(約3分)
まとめ
- 公式のドキュメントに沿って進めていけば簡単にデプロイができた
- 無料&クレジットカードの登録を行いたくない場合は、
render.yml
にplanを明示する