はじめに
開発をするに当たって、データの流れを確認することは必須ですよね。
その際、モデルクラスの挙動を確認することが多々ありますが、コンソールを立ち上げると簡単に確認できます。
ここでは、railsでコンソールを扱う際の便利なティップスを2つ取り上げます。
2つのティップス
rails console --sandbox
まずは、サンドボックスオプションを使った方法です。
rails console --sandbox
これは、rails c -s
と短縮して表現できます。
こちらのコマンドとrails c
との違いは、コンソール終了時にデータベースに対する全ての変更をロールバックできる点です。
ですので、rails c -s
を使い、試したいモデルの挙動を気軽に確かめることができます。
reload!
次に、コンソール立上げ中に使うコマンドです。
通常、何かデータベースに対して差分が生じた時はexit
して再度コンソールを起動させる必要がありますが、reload!
コマンドを実行することによって、一旦エグジットすることなく、差分を読み込むことができます。
[3] pry(main)> reload!
Reloading...
=> true
補足
テスト、開発、本番、それぞれの環境でコンソールを起動するには、下記のコマンドを実行します。
$ rails c -e test
$ rails c -e development
$ rails c -e production
まとめ
少しでも役にたったという方は、いいね、お願いします(^^)
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