はじめに
この記事は「完全に理解したTalk Advent Calendar 2020」23日目の投稿記事です。
完全に理解した、それはまさに「分かった気になったくらい」の理解できたくらいのもの! 「覚えたての知識」や「この知識なら自信出てきた!」みたいなものから「あれ、ちょっと怪しいかも?」となり始めた知識まで自分が話したい知識をなんでもゆるーく話をしてみませんか!
みんなにOUTPUTして、是非自分の実力を高めちゃいましょう!
運営: Easy Easy
イベント:完全に理解したTalk
https://easy2.connpass.com/
TL;DR
当記事は完全に理解したTalk#11で発表した内容を改めて記事化したものです。
【オンライン】エンジニア達の「〇〇完全に理解した」Talk #11
Why お金?
みなさん、日常的にお金は絶対使いますよね。
そう、世の中お金に溢れています。(私の持ち分は少ないですが。。。)
それはシステムの裏側も同様だと筆者は考えています。
例えば…
- ブログを書く
- アフィリエイトが発生する
- お金が発生する
- ブログシステムだが、お金のことも考慮しなければならない
となるかもしれません。
背後で発生するお金を管理するためにシステムがあると言っても過言ではないかもしれません。
複式簿記とは?
資料に記載のことの繰り返しとなりますが、要点は以下です。
- お金を5つの分類に分けて記したもの
- お金の流れを左右に分けて記したもの
- 決算書の元になるもの
- お金の流れが発生した原因を記したもの
- お金の流れが発生した結果を記したもの
詳細はこちらで完全に理解できます。
以降、当資料をご覧になった前提での記載があります。
Speaker Deck 複式簿記完全に理解した
なぜ複式簿記をつけるのか?
究極の目的は決算書を作るため
になります。
いわゆる3大諸表と呼ばれる貸借対照表
、損益計算書
、キャッシュフロー計算書
というものがありますが、これのうち貸借対照表
、損益計算書
を作成します。
-
貸借対照表
資産、負債、資本を使って、会社の経済状況を記します。
プラスとなる資産(現金など)がどれだけあって、マイナスとなる負債(借金)がどれだけあって、差し引いた資本がどれだけあるかを確認するための諸表です。 -
損益計算書
収益、費用を使って、会社がどれだけの利益をあげたかを記します。
プラスとなる収益(売上など)がどれだけあって、収益を上げるために使った費用(経費)がどれだけあって、この2つを差し引いた結果が利益になります。
なぜ複式簿記を理解するのか?
システムがToCであれ、ToBであれ、最終的に行き着くところは企業会計だと筆者は考えています。
どのようなシステムでも背後でお金が動いている=複式簿記に仕訳が作られる、と考えています。
企業会計ではほぼ100%複式簿記が用いられます。(スタートアップなど規模が小さく、お金の流れが複雑ではない場合は単式簿記を用いることもあるかもしれません。)
背後で動いているお金がどのように処理されるか、管理されるかを理解すればシステム理解の助けになるかと思います。
まとめ
お金の流れを理解することで、システム構築の直接の助けにはならないかもしれません。
しかし、業務の理解には大いに役立つと考えています。
システムは業務のために存在していることが多いため、業務の理解が進めばシステムの意味、価値、使われ方もイメージしやすくなるのではないでしょうか。