米Amazonが過去最高益を更新したそうです。
とりわけ伸びが大きいのがAWSだそうで、前年の41%増の770万ドルの売上を叩き出しました。
米アマゾン、純利益2.2倍 1~3月最高益更新
Amazon posts a record quarterly profit of $3.6 billion
少し前の資料ですが、AWSの利益と成長率を示したものがありました。(2019/02の資料)
Amazon Web Services brought in more money than McDonald’s in 2018
クラウドという言葉やサービスが流行り始めたと2015年頃に急激に伸び、その後緩やかな下降をしていますがこの下降は普通のことかと思われます。
とはいえ、45%前後を常にキープしています。いずれは市場が成熟してこの成長率も鈍化していくでしょうが、まだまだ開拓の余地がありそうな数字です。
日本でのクラウド導入率の統計を総務省がとっています。(httpsではないのか…)
企業におけるクラウドサービスの利用動向
2017年までの統計しかありませんが、全社的に導入しているのが2016年に24.4%、2017年に29.4%になっています。
単純に計算すると20%の伸びを見せているので2018年は約35%程度と考えるとすると、日本市場では開拓の余地がまだまだ大いにありそうです。
意見
クラウドサービスによって、これまでインフラエンジニアが専門で担当していたような作業(物理的なサーバー構築やOS、ミドルウェアの構築)が一部なくなったり、アプリケーションエンジニアにも求められるようになってきたかと思います。
もちろん、インフラエンジニアの専門的な知識や技術はクラウドに移行しても重要だと思いますが、例えばAWSであればEC2を立ててアクセスするのはあっという間にできます。
おそらくですがまだクラウド市場は伸びていきますので、アプリケーションエンジニアもインフラの知識がますます求められるのかなぁと思いました。
AWSであれば、アカウントを取得してから1年間は1部機能は学習のため無料で使えます。触っていると面白いですよ。