はじめに
プログラミングの世界では、APIドキュメントは道しるべのようなものです。APIを使うときには、「これは何のため?」「どう使うの?」「結果はどうなる?」という3つの質問に答える必要があります。これから、いいAPIドキュメントにはどんなことが書かれているのかを見ていきましょう。
APIドキュメントの理解ポイント
いいAPIドキュメントには、以下のポイントがあります。これを読めば、初心者にもわかりやすく使えるようになります。
各要素の意味を理解すると、このAPIが提供できるサービスとAPIの使用方法を明確に把握できます。以下の記事では、「(日本語版)Notion API - Public Beta」のAPIを例に、APIドキュメントの読み方を紹介します。
APIの概要:何ができるのか?
ドキュメントの最初には、APIの機能と目的について書いてあります。これを読めば、このAPIを使うと何ができるのか、すぐにわかります。
リクエストの仕組み:どうやってつながるの?
通信の方法について簡単に書いてあります。これは、インターネットを使ってコンピュータ同士がどうやって話し合うのかというルールのことです。大体、HTTPとかHTTPSという言葉を聞くと思います。
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HTTP:これは主にブラウザとサーバー間でデータを送るための方法です。情報はそのままの形で送られるので、ちょっと危ないです
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HTTPS:これはHTTPの安全版です。情報は暗号化されて送られるので、盗まれたり変更されたりしにくいです
リクエストURL:どこに頼めばいいの?
APIを使うためのURL(インターネットアドレス)が書いてあります。これは、お願いごとをするための場所です。
リクエストのやり方:どんな方法で頼む?
「GET」「POST」など、APIにどうやってお願いを出すかについて書いてあります。
例えば、「GET」は情報を取得する際に使い、「POST」は新しい情報を送信する際に使用します。
リクエストパラメータ:何を送るの?
APIで必要な情報(例:名前や数字)をどうやって送るか、書いてあります。これを正しく送ると、お返事がもらいやすくなります。
APIのリクエストURLでは、次のような使い方をします:
- 「?」は、URLの終わりを示します。その後に続く部分はパラメータです
- 「&」は、複数のパラメータを区切るために使います(GETリクエストでの伝達方法です)
返ってくるデータ:どんな形で返事が来る?
APIから返ってくるデータの例が書いてあります。これを見れば、どんな情報が返ってくるのか事前にわかります。
ステータスコード:結果はどうだった?
「200」や「404」といった数字で、リクエストの結果がどうだったのかがわかります。「200」は成功、「404」は見つからないよ、という意味です。
Apidogを使ってドキュメントづくりがもっと簡単に!
良いAPIドキュメントを作るには、技術と工夫が必要です。Apidogを使えば、ドキュメントを書くのもテストするのもずっと楽になります!これで、チームの作業効率もぐっと上がりますよ。
最後にまとめ
APIドキュメントを読んで使いこなすことは大事なスキルです。今回説明したポイントを押さえれば、初心者でもAPIを簡単に使い始めることができます。また、Apidogなど便利なツールも活用すれば、さらに作業が楽になり、効率も上がるでしょう。新しい世界が広がりますよ!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
この記事を読んで少しでも理解を深めていただければ幸いです!