##Sourcetreeとは
GitをGUI(グラフィック・ユーザー・インターフェース)で扱う事ができるクライアントツールのこと。
Gitとはプログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための分散型バージョン管理システム
のこと。
GUIとは端的にまとめるとマウスや指などでポチポチ操作できる画面
のこと。
##実際にインストールしてみる
手順
- Soucetreeの公式HPからインストーラをダウンロードします。
- 『Bitbucket』を選択し、Atlassianのアカウントを作成する。
- 『アクセスを許可する』を選択し、『次へ』で進めていく。
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Preferences の『この詳細をすべてのリポジトリに使用する』にチェックを入れる。
- インストールが完了すると SSHキーを読み込みますか? と表示されるので、『いいえ』を選択する。
##既存のローカルリポジトリを設定する
ではローカルリポジトリの設定を行っていきます。
手順
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左上で「ローカル」を選択し、フォルダーをドラッグ&ドロップする。
因みに「リモート」の横にある「新規...」を押下し、「既存のローカルリポジトリを追加」でも可。
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今回はLaravelのプロジェクト「sample」を作成しました。
「保存先のパス」と「プロジェクト名」が表示され、「タイプ」をGitに設定して「作成」をクリック。
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上手くいくと、先ほどのSourcetreeの画面がこのように変化します。(下記画像参照)
これでひとまずローカルリポジトリの設定は完了しました。
既にデフォルトで生成される「master」ブランチへの差分が87ファイルある事が確認できます。
##リモートリポジトリの作成
次にGitHubで管理する、リモートリポジトリの作成を行います。
手順
- WebブラウザのGitHubページに移動し、新しいリポジトリを作成するために「Repositories」から「New」をクリック。(ご自身のプロフィール画面から作成できます。)
- 「Repository name」に任意の名前を入力できるので、今回は先ほど作成したプロジェクト名と同じ「sample」を適用。
個人用なので今回は「Private」を選択( Publicでも可 )し、ページ下部にある「Create repository」をクリックする。
これでリモートリポジトリの作成は完了しました。
##ローカルリポジトリとリモートリポジトリを紐付ける
最後に冒頭で作成した「ローカルリポジトリ」と先ほど作成した「リモートリポジトリ」を紐付けていきます。
手順
- Sourcetreeのアプリに戻り、ヘッダータブの一番右にある「設定」をクリックする。
- 「リモート」タブに切り替え、リモートリポジトリのパス入力画面へ遷移させる。(下記画像参照)
- 左下の「追加」をクリックし、リモートリポジトリの必須情報入力画面へ遷移させる。(下記画像参照)
- 「リモートの名前」には先ほどGitHubで作成したリモートリポジトリ名( 今回はsample )を入力する。
- 「URL/パス」にはGitHubで先ほど作ったリポジトリのURLをコピー&ペーストする。一番右に表示されているノートのようなアイコンをクリックするとURLを全文コピーできます。
- 必須情報の下にある「オプションの拡張統合」という部分で、「ホスティングサービス」が「GitHub」に切り替わっていることを確認して下さい。
- 「OK」を押下します。
- 先ほどのリモート表示画面に、「名前」と「パス」が表示されていれば上手くいっています。
- 「OK」を押下します。
- 後は今の差分をコミットして、リモートリポジトリへプッシュしてあげれば完了です。
お疲れ様でした。