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[読書メモ]学習する組織 - 10章「共有ビジョン」

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なんの本か?

ざっくりすぎて何も言ってないのと、同じレベルのことを言うと組織力を強化するためには学習を続けることが必要ですよという話です。
なんの本なのかについてのよりちゃんとした記述は、全体を読んでからまとめる時に書きます。

なんで読んだのか?

組織力強化について、自分なりに思いを巡らし始めていた。
そんな時に横山さんに推薦されて面白そうだったから。

# この記事では何を書くのか?
組織の現状とあるべき姿を比べて、次にとるべき行動を策定する。
2月の自分が持ちたい組織影響目標を定めるために書く。

共有ビジョンとは

「自分たちは何を想像したいのか?」と言う問いに対する答えである。
共有ビジョンがあることで組織内に共通性の意識を生み出し、多様な活動に一貫性を与えることができる。

共有ビジョンはどこから出てくるのか?

共有ビジョンには個人のビジョンが反映されている必要がある。
むしろそれは個人ビジョンから生まれる。
なぜなら個人にとって重要なビジョンはそのひと自身のビジョン以外にはありえないらである。

共有ビジョンがあると何が嬉しいのか?

共有ビジョンは社員と会社の関係を変化させることができる。
共有ビジョンがあることで、あの人の会社ではなく、自分たちの会社になる。
心理学者として有名なマズローは晩年、優れた成果をあげるチームを研究した。
そんなマズローが傑出したチームにみたものはこうだった。

任務はもはや自己と区別がつかなかった。...むしろ自己がこの任務と強く一体化しているため、その任務を抜きにして本当の自己を語ることはできなかった。

共有ビジョンは、それを実現するために必要なことならなんでもする覚悟を湧き上がらせ、長期的な物事へのコミットメントを生む。

3つの社員のタイプ

  1. 追従
    • 別の何かを得るためにビジョンを受け入れる。自分に期待されていることを従順にこなす。ルール通りに働く。
  2. 参画(参画とコミットは区別が難しい)
    • ビジョンを心底望み、それを実現させる責任を十分に感じている。
  3. コミット(参画とコミットは区別が難しい)
    • ビジョンを心底望み、それを実現させる責任を十分に感じている。決められたルール通りに働かない。結果には責任を持つが、必要であればルールを作る。

共有ビジョンを広めるためには?

スタート地点は、一人一人がビジョンを持つことである。
ただし、ビジョンを持つことを強制することはできない。
ビジョンを持つような雰囲気を醸成するためにできることは、リーダーがみんながそれぞれのビジョンを語りたくなるような方法で個人ビジョンを伝えることである。

そうして出来上がった個人ビジョンを統合して、共有のビジョンを作る。
共有ビジョンを作った後は、それに各人が参加するように仕向ける必要がある。
だが、これも個人のビジョン同様に強制することはできない。
そのためできる最上のことは、以下の行動によってビジョン参画に最も好ましい条件を整えることだけである。

  1. 自分自身がビジョンに参画する
  2. ビジョンに対して正直になる。嘘や誇張せずに説明する。
  3. 他者に選択させる。納得させる必要もない。
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