はじめに
数か月前のことになりますが、AWSの資格 AWS Certified Solutions Architect - Professional (以降、SAP-C02) を受験し合格することができました。
本記事では、勉強方法やコツ、出題範囲ごとの重要ポイントも記載します。
これから受験する方の役に立つ記事にしたいと思います!
対象読者
- これから SAP-C02を受験しようかと考えている方
- SAP-C02の肌感を知りたいと思っている方
- AWS資格の勉強方法、コツの情報を集めたいと思っている方
SAP-C02とはどんな資格か
SAP-C02は、AWS資格の中でPROFESSIONALに位置する資格で、AWS でのクラウドアーキテクチャの設計とデプロイについて統合的に問われる資格となっています。
詳細は公式ページAWS 認定をご参照ください。
※2024/11 時点でのAWS資格一覧 引用元:AWS 認定
SAPを受験時に一番大切なこと
それは、”試験時間の配分を意識すること”だと思っています。
個人的にはSAPは、以下の要素からAWS資格で最難関だと思ってます。
- 設問自体が長文
- 選択肢も長文。そして違いが分かりづらい
- しかも超超難しい
- 試験時間が3時間
受験中、時間配分ミスに途中で気付き後半は設問をしっかり読む時間が取れず、見直しもできない状況だったので「試験時間の配分を意識」することも重要なポイントだと感じています。
勉強の際も回答までにかかった時間を意識してみると良いと思います。
そうすることで、本番でも焦らず解けるようになるはずです!
勉強方法
世の中にはいろいろなAWS資格勉強方法があふれています。しかも個人の考え方にもよるところもあると思うので、AWS資格勉強方法は本当に千差万別かと思います。
私は以下のように考えてしまいがちです。
- 文書だけで理解するのが苦手。図を見せてほしい。
- 一度説いた問題は記録しておきたい。「どこかで見た問題だな~でも思い出せないな、、」は避けたい。
- 同じジャンルの問題はまとめて記録しておくことで、関連付けて覚えたい。
同じような考え方の方向けに勉強方法をお伝えします。
① AWS Black Belt で概要をつかむ
Udemyやその他問題集を解いていると、初めて耳にするAWSサービスに出くわすと思います。(例えば、Amazon Connectなど)
そんな時に図解込みでAWS社が解説し、公開してくれている AWS Black Beltに情報があるか探してみることをお勧めします!
(単純に「Amazon Connect blackbelt pdf」でググってみればOK)
もちろんすべてのAWSサービス、リソースが網羅されているわけではないと思いますが、例えば以下のように図解で説明されているので、すっと内容が入ってきやすいかなと思います。
概要をつかむにはAWS Black Belt お勧めです。
※引用元:【AWS Black Belt Online Seminar】Amazon Connect Update
②”ながら勉強”を日常に取り入れる
①で紹介したBlack BeltはYouTubeで解説動画が公開されています。
その他にもYouTube上にAWS公式の解説動画が多数公開されていますので、散歩や料理中、通勤中等にYouTubeを聞きながらとりあえず耳だけ聞く習慣をつけました。
聞きながら、気になるワードや自分の理解と若干違うような雰囲気のパートがあったら動画を見るようにしていました。
スキマ学習に最適かと思いますのでぜひ取り入れて見てください。
③ スプレッドシートでまとめる
各ジャンルごとに類似問題はまとめておきたいと思う方にはお勧めの方法です。
と言っても単純でエクセルやスプレッドシートでジャンルごとのシートに分けて
設問の要約、答え、解いてみて感じた感想、参考になりそうな情報 をまとめるといった感じです。
(ジャンルの例:SQS、EC2、AWS WAF、DNS、データ移行、データベース、Kinesis系 など...)
※スプレッドシート内の画像の引用元:AWS Storage Gateway AWS Black Belt Online Seminar
こうやってまとめておくと、「似たような問題あったな、何だっけな」というときにジャンルごとのシートを見れば一発で思い出すことができます。
すぐ忘れがちな私にとってはうってつけの方法です。(少し時間はかかるのですが)
長文に慣れてくると、、
設問が長文なので最初はとっつきづらいかなと思います。
上記のスプレッドシートのようにポイントをつかんで要約をまとめていると
どういったところを見ればいいか感覚がつかめてくると思います。
例えば、、
DBにMySQLを使用している
接続に過負荷が発生しており,レコード挿入がほとんどである
現在の接続負荷を処理できるようにするソリューションは何か?
a.Auroraレプリカ作成
b.RDS Proxy作成
...
感覚がつかめてくると、、、以下の青文字が浮かび上がってくるかと思います
DBにMySQLを使用している
接続に過負荷が発生しており,"レコード挿入がほとんど"である
現在の接続負荷を処理できるようにするソリューションは何か?
a.Auroraレプリカ作成
b.RDS Proxy作成
........
レコード挿入なのでread処理ではなく insert処理なのか
ということはAuroraレプリカ作成ではなくて、RDS Proxy作成が解決策だな。bが正解だな。 など
長文に慣れてくると合格できるかと思うので頑張ってください!
弊社では一緒に働く仲間を募集中です
現在、様々な職種を募集しております。
カジュアル面談も可能ですので、ご連絡お待ちしております!
募集内容等詳細は、是非採用サイトをご確認ください。
https://engineer.po-holdings.co.jp/