目的
大企業で長年エンジニアとして働いていましたが、2年前くらいに転職したのでその時工夫したことなどをご紹介しようと思います。
大事なことは
- プロフィール(Resume)をしっかり作る
- 自分の力量をいろんな方法で発信する
ということなんじゃないかと思ってます。後述するのはその具体的なやり方なので、それをやってもいいし別のやり方を選んでも良いと思います。重要なのは「世の中の人は自分のことを何も知らないので、エンジニアとしての力量をちゃんと知ってもらう」ということですね。
LinkedInにプロフィールを作る
2006年くらいからLinkedInにプロフィールを載せてたので、今回の転職のためにやったわけではないですが、埋めるべき項目が全て提示されているので、職歴をまとめるツールとしてはかなり便利だと思います。プロフィールを埋めてpdf出力すればResumeができあがるので便利。LinkedInにプロフィールを載せるとヘッドハンターからバシバシ連絡が来ますが、はっきり言ってそこからなにかにつながったことはないです。一度くらい話を聞いてみてもいいかもしれませんが、向こうは大した話しない代わりに、こちらの年収とか各種情報を抜きにくるだけなのであまり意味が無い。まあ自分のプロフィールがどれだけ人の目を引くのか、という尺度として活用するくらいに思っておけばよいと思います。
GoogleのResume Tipsを見てプロフィールを更新する
Googleは「こうやってResumeを書け!」というYoutube動画をあげてくれてます(Create Your Resume for Google)。Googleだけをターゲットにする必要はないと思いますが、この手法自体はどこにでも通じるものだと思います。実際にこれに従ってResumeをちょこちょこ更新して、Googleの書類選考だけ通りました(結果不採用だけどね)。なので、やればそれなりに効果はあると言える。「成果を数値化して具体的に書く」というのは結構意識しました。「xxxの機能を設計し、従来と比較して xx%性能がアップし、コストが xx%下がった」とかいう感じ。
必要に応じてLeetCode、AtCoder、Kaggleなどで修行する
技術系の仕事は大体コーディングテストがあります。アルゴリズムやデータ構造の基礎を理解して、ちゃんとしたコードが書けるというのは自分の力を示す上で重要だと思います。でもまあ、この辺をやりすぎるのもどうかと思いますね。仕事で書くコードとAtCoderとかで書くコードはあまりに違いすぎる。あまりやりすぎず、基礎を理解するだけでよいのではないかと思います。
GitHubを充実させる
自分の力量を相手に理解してもらうには自分の作品を見てもらうのが一番。自分のリポジトリを充実させてもよいし、オープンソースにプルリクエストだしてもよいし、とにかく自分のアウトプットを見てもらうというのは大事なんじゃないでしょうか。
Qiitaを充実させる
海外に対してはそれほどの知名度を持ちませんが、Github同様技術的なアウトプットで力量を示すことができるツールという意味では、Qiitaはなかなかの存在なんじゃないかと思います。論文が出せれば最強ですが、誰しもそこまでのボリュームは書けないので、Qiitaの記事とかがまあ割とスキルを示すにはちょうどいいんじゃないかなと思います。
最後に
あーあ、Googleで働いてみたかったなぁー。もう少しがんばろうかなぁー。そんな気持ちで日々LinkedInのプロフィールを更新しています