Adobe Airでデスクトップアプリを作る一連の流れをまとめた。
※この記事は、以下のサイトの内容をまとめたものになります。
【Adobe Air】HTMLでデスクトップアプリを作る一連の流れをまとめた
作るもの
手順
・1.HTMLを書く
HTMLを書いてください。ここはあなたに任せますが、これは練習なので簡単なものがいいと思われます。
・2.XMLを書く
ウィンドウのサイズなどの設定は、xmlファイルに記述します。
<アプリ名>.xml
というファイルを作成して、以下のコードをコピペしてください。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8" ?>
<application xmlns="http://ns.adobe.com/air/application/1.5" minimumPatchLevel="0">
<id>index.html</id>
<version>1.0</version>
<filename>(アプリ名)</filename>
<initialWindow>
<content>index.html</content>
<visible>true</visible>
<width>380</width>
<height>260</height>
</initialWindow>
</application>
widthタグの中とheightタグの中は、ウィンドウのサイズです。状況に応じて編集してください。
尚、http://ns.adobe.com/air/application/1.5 はAdobe Air SDKのバージョンによって変わります。
・3.デバッグ
HTMLとXMLを作成したら、デバッグを行いましょう。
コマンド プロンプトを開いて、HTMLとXMLがあるファイルに移動します。
そこでこれを入力します。
adl (アプリ名).xml
ウィンドウが開いて、HTMLが表示されたら成功です。
・4.インストーラの作成
・インストーラを作成するための(証明されていない)証明書を作ります。
コマンド プロンプトを開いて、HTMLとXMLがあるファイルに移動します。
そこでこれを入力します。
adt -certificate -cn test 1024-RSA test.pfx pass
test.pfxというファイルができたら成功です。
・インストーラ(.airファイル)の作成
コマンドプロンプトにこれを入力
adt -package -storetype pkcs12 -keystore test.pfx -storepass pass <インストーラ名>.air <アプリ名>.xml index.html <その他同梱ファイル(js,css,画像など)> <その他同梱ファイル(js,css,画像など)>
インストーラ名のところを、出力ファイルの名前を自由に決めて書き換える。
アプリ名のところは、さっき作ったXMLファイルの名前。
その他同梱ファイルは、例えばjqueryを使っているならjquery-~~~.jsとか。画像ファイルがあるなら~~~.pngとか。何個でもOK。
できたairファイルをダブルクリックで実行して、インストールします。