背景
管理しているメールアドレスが複数あり、それらが端末ごとに分散しているため一括管理をするためにNet::IMAPを使って処理を行うための設定方法をまとめた（ただし、自分が使っているアカウントのみ）。
Net::IMAPの簡易コード
各アカウントにログインし、メール数をカウントするスクリプト
hostname,port,ssl,username,passwordが各種アカウントに応じて変わる。
imap = Net::IMAP.new(hostname,port,ssl)
imap.login(username,password)
imap.select('INBOX')
puts imap.responses['EXISTS'].last
imap.disconnect
各アカウントの設定情報
| アカウント | hostname | port | host | username | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| さくらのレンタルサーバー | サーバー名 | 143 | false | メールアドレス | |
| icloud | imap.mail.me.com | 993 | true | ユーザー名のみ（@以降は不要） | |
| gmail | imap.gmail.com | 993 | true | メールアドレス | gmailの設定で「IMAPを有効」及び「安全性の低いアプリからのアクセスの許可」の設定が必要 |
| softbank | imap.softbank.jp | 993 | true | ユーザー名のみ（@以降は不要） | i.softbank.jpアドレスはIMAP対応（ただし、推奨されてはいない模様） |
その他
- パスワードは各自が設定したものを使用
- softbankアカウント
- 接続の継続時間が他のアカウントと比較して短い模様。
- Net::IMAP#authenticateはサポートされておらず、Net::IMAP#loginでログインする必要がある。