BIOSとは
Basic Input Output Systemの略。ファームウェア(ハードウェアを制御するためのソフトウェア)の一種。マザーボードにあるROMなどの記憶装置に組み込まれている。ファームウェアの中で一番よく知られているのがBIOS。
BIOSの動き
PCに電源が入るとBIOSが起動する。BIOSのプログラムをもとにそれぞれ接続されている機器が使用可能な状態になる。それぞれの機器が使用可能であることが確認されたのち、HDDやSSDに保存されているOSがメインメモリに呼び出される。
BIOSにおけるOSの保存方法
OSが起動されていないとHDD(またはそれをはじめとする補助記憶装置)は使えない。のにOSはHDDに保存されている。
OSの起動情報はHDDの最初のセクタに保存されている。(最初に読み込まれるセクタをMBRという。MBRにはOSの情報のほかに基本パーティション情報が含まれる)
MBRを読み込む→OSが保存されているパーティションにアクセス→OS起動 という流れ。
UEFIとは
BIOSを拡張させるためにOSとBIOSの間に接続するインターフェース。
パーティション
HDD、SSDを内部の複数の独立した区画に分割。この一つ一つをパーティションと呼ぶ。
WindowsではCドライブ、Dドライブのようにドライブレター単位で分割。
Linuxではsda1
, sda2
のように分割し、それぞれのパーティションがusr
やbin
など任意のディレクトリにマウントすることが一般的。lsblk
パーティションとそのマウントポイントを確認できる。
$ lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINTS
vda 254:0 0 59.6G 0 disk
`-vda1 254:1 0 59.6G 0 part /etc/hosts
/etc/hostname
/etc/resolv.conf
UEFIではGPT(GUID Partition Table)でパーティションを管理する。