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EC2 で CloudBeaver 環境を簡単に用意する

Last updated at Posted at 2023-10-05

こんにちは。インサイトテクノロジーの松尾です!

みなさまデータベース接続のクライアントに DBeaver を使ってますか?私は結構使ってます。DBeaver は様々なデータベースに接続可能な無償のデータベースクライアントで、非常に便利ですよね。アプリケーションとして利用することができ、Windows PC などにインストールして使用します。

非常に便利なのですが、難点としてはPCにインストールする必要があるということです。

今回は、ブラウザから利用できる DBeaver である、CloudBeaver について、簡単に環境を用意する手順を紹介します。

ブラウザから利用するため当然アプリケーションサーバーを起動する必要があります。AWS Marketplace でも提供されておりますが、わずかながら費用が発生するのと、AWS Marketplace を利用できない場合もあると思いますので、本投稿では Amazon Linux 起動時に Docker で CloudBeaver を立ち上げる手順を紹介します。

CloudBeaver = ブラウザ版の DBeaver

CloudBeaver は以下の画面のようにまさにブラウザから利用できる DBeaver です。

image.png

前述のとおり AWS Marketplace でも提供されていますが、無償の Community Edition を Amazon Linux 起動時に簡単に構成できますので、何かの参考になれば幸いです。

EC2 起動時にユーザーデータで指定して一発で起動

CloudBeaver そのものは Docker で動かすことができます。

そのため、EC2 起動時に Docker サービスをインストール起動して、CloudBeaver のコンテナを起動してあげればよさそうですね!大きいデータベースにつないだ時に動作するかは不明ですが、小さいものであれば、以下のようなスペックでも Oracle に接続してデータベースの中身を確認することができました。

  • OS(イメージ) : Amazon Linux 2023
  • インスタンスサイズ : t2.micro
  • ストレージ : 8GB (イメージのデフォルトのまま)
#!/bin/bash
dnf -y install docker
systemctl enable --now docker
mkdir /opt/cloudbeaver
docker run -d --name=cloudbeaver -p 18080:8978 -v /opt/cloudbeaver:/opt/cloudbeaver/workspace --restart always dbeaver/cloudbeaver:latest

↓ EC2起動時のユーザーデータに貼り付けたイメージ
image.png

簡単でしたね、これで起動した環境にポート 18080 で接続すれば、最初の初期設定画面が開きます。

参考

ぜひご活用いただければ幸いです。

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