0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

【環境構築】dockerでAlpine Linux(os)だけのコンテナを立ち上げる方法

Last updated at Posted at 2022-08-16

背景

  • 必要な環境がdockerhubにない場合、自力でカスタマイズしたdockerfileを作成したい。
  • その実験環境として、osのみが入ったコンテナ環境が欲しい。

目標

  • 最低限のosのみが入ったコンテナを作れるようになる。

osの選定

  • dockerで構築できるos imageは色々ある。
  • 今回は、imageの軽量さを重視し、Alpine Linuxを採用した。
    ※Alpine:Linuxディストリビューションの一つ

前提環境

  • macOS 11.4 (20F71)
  • arm64(M1)

フォルダ構成

フォルダ構成
.
├─ Dockerfile
└─ docker-compase.yml

ファイルの中身

Dockerfile
FROM alpine:3.16.2@sha256:1304f174557314a7ed9eddb4eab12fed12cb0cd9809e4c28f29af86979a3c870

WORKDIR /app
docker-compose.yml
version: '3'

services:
  alpine:
    restart: always
    build:
      context: .
      dockerfile: Dockerfile
    stdin_open: true
    tty: true
    volumes:
      - .:/app

コンテナの起動からコンテナの中に入る

(1)ymlからコンテナ起動
$docker-compose up -d --build

(2)コンテナの中に入る(alpineの箇所はservice名に応じて変更する)
$docker-compose exec alpine /bin/sh

ファイルの中身解説あり

Dockerfile
#dockerhubのalpineのimageを指定
FROM alpine:3.16.2@sha256:1304f174557314a7ed9eddb4eab12fed12cb0cd9809e4c28f29af86979a3c870

#docker内部のコマンド実行場所の指定
#今回はappディレクトリがないので、appディレクトリの作成も同時に行われる
WORKDIR /app
docker-compose.yml
#docker-composeのファイルバージョンを指定
#ここでは「3」でバージョン3を指定している
version: '3'

services:
  #service名を指定
  #ここでは「alpine」と指定している
  alpine:
    #実行時に常に再起動するように指定
    #ここでは「always」で常に再起動を指定している
    restart: always
    #立ち上げの設定を指定
    build:
      #dockerfileの参照先を指定
      #ここでは「.」でカレントディレクトリを指定している
      context: .
      #使用するdockerfile名を指定
      #ここでは「Dockerfile」と指定している
      dockerfile: Dockerfile
    #標準入出力(ターミナル?)をコンテナと結びつける設定
    #ここでは「true」で結びつけている?
    stdin_open: true
    #キーボード入力をコンテナが受け付けるようにする設定
    #ここでは「true」で結びつけている?
    tty: true
    #dockerfileがあるカレントディレクトリとコンテナ内部のディレクトリをマウントする設定
    #ホスト側:コンテナ側 の順番で記載する
    #ここでは、ホスト側「.」でカレント:コンテナ側「/app」でappディレクトリとマウントしている
    volumes:
      - .:/app

参考資料

個人ブログ

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?