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kintoneカスタマイズ-基礎の基礎編-

Last updated at Posted at 2019-11-07

はじめに

この記事では、kintoneのカスタマイズ方法を記載しています。
基本的には、「こうゆう書き方すると、こうなるよ」という部品単位での説明を中心にします。
Javascriptの文法などの解説はしませんので、ご了承ください。

ご注意事項

サンプルプログラムは、その動作を保証するものではありません
サンプルプログラムの技術的なサポート等は行っていません

kintoneカスタマイズファイルの作り方

kintoneのカスタマイズは、「Javascript」という言語で行うことができます。
言語の解説やファイルの作成方法、開発環境については、
kintone公式の開発者コミュニティをご参照ください。
https://developer.cybozu.io/hc/ja/articles/200730174-JavaScriptを使用したkintoneのカスタマイズ

カスタマイズファイルの構成

カスタマイズを行うためのファイルは、以下のような構成になっています。
フィールドを非表示にする例

(function() {
    "use strict";
    //レコードの追加、編集、詳細画面で適用する
    var events = ['app.record.detail.show',
                  'app.record.create.show',
                  'app.record.edit.show'];
    kintone.events.on(events, function(event) {
        var record = event.record;
        kintone.app.record.setFieldShown('other', false);
    };
})();

説明図
※わかりやすく囲んでいるため、厳密には異なります。
image001.png

①イベントハンドラー部

イベントハンドラーとは、kintoneを操作した際の「保存」や「詳細画面表示」、「編集」といったイベントの中で、
どのイベントの時に②の処理を実行するかを決めます。
上記の例では、3つのイベント発生時に処理を実施するように記載されています。

イベントハンドラー イベント詳細
app.record.detail.show 詳細画面を開いたとき
app.record.create.show レコード追加(新規作成画面)を開いたとき
app.record.edit.show レコード編集画面を開いたとき

②イベント

サンプルのイベントは、「レコードを非表示」にする処理です。
構成としては、まずレコード情報(record)を取得します。
ここは、kintoneの決まりなので、こうゆうものとして覚えてしまって良いと思います。

var record = event.record;

次に、自分の実行したい処理を記載します。
今回の場合は、「フィールドを非表示にしたい」ということですので、下記のような書き方になっています。

kintone.app.record.setFieldShown('other', false);
//kintone.app.record.非表示にするというコマンド(非表示にするレコード名,false);
//(ここは決まった書き方)                    ※trueの場合、非表示だったものが表示される
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