僕は某海外の激安オンライン学位を取って就職をした機械学習エンジニアだ。就職をしてからは、独学ではじパタ、カステラ本、PRML、赤本、Goodfellowの深層学習、sklearn+tensorflow本などをはじめとする基礎を半年ぐらいかけて学んだ。
ある日、山田先輩がこんなことをいってきた。
山田先輩「君は仕事はできるみたいだが、物事を体系的に学んでないことがバレバレだぞ。体系的に学べ。」
体系的にってどういうことを意味してるんだろう...
僕「体系的に学ぶ際の必読書はありますか?」
山田先輩「そうだなあ、基礎から学ぶならはじパタ、もっと応用的なことならPRML、統計の基礎なら赤本かなぁ」
全部僕が勉強してきたことじゃないか。
僕「それ、入社してからすぐに学んだ内容ですよ。」
山田先輩「は?うるせぇよ。お前は体系性が足りねぇから5周ぐらい読んどけバカ。あと測度論も忘れずに勉強しとけよ。」
それから、しばらくかけてはじパタ、PRML、赤本を5周、ノートを書きながら学び、測度論の基礎としていくつかの書籍を学んだ。
僕「先輩、この前はご指導ありがとうございました。体系的に学ぶために5周学んで、測度論もちゃんと勉強しておきました。」
山田先輩「君みたいな低学歴なアスペが何をどれだけ学んでも無意味だよ。人は学歴で体系的に学んだかどうか評価される。君ごときが独学しても何の意味もない。」
こう言われてから僕は体調を崩し、なにもかもやる気をなくしてしまった。心療内科に行ったら鬱病だと診断された。現在の僕のの精神状態だと、入院治療が妥当らしいので、入院した。
この記事は、入院中に外泊できるようになったので書いている。