UiPath Studioの種類
UiPath Studioには大きく2種類のライセンス形態があります。
- Enterprise Edition
- Community Edition
Enterprise Edition
Enterprise Editionは、以下のような場合に当てはまります。
- 製品版UiPath Studioを購入した場合
- 試用版(トライアル版)UiPathをインストールした場合
- 開発リソースパートナーの特典ライセンスキーなどでインストールした場合
それぞれのアップデート方法は下記の通りです。
製品版UiPath Studioを購入した場合
製品版の場合、購入されたリセラーから各バージョンのインストール資材が提供されます。
最新以外のバージョンでアップデートしたい場合は、リセラーに問い合わせるのが確実です。
なお、アップデートに際して、既存バージョンのアンインストールは不要です。
最新版をそのままインストールするだけでバージョンアップ可能です。
体験版等をインストールした場合
以下のURLより最新版をダウンロード可能です。
https://download.uipath.com/UiPathPlatformInstaller.exe
以前は以下のURLからmsiファイルがダウンロード可能でした。(現在は提供されていません)
http://download.uipath.com/UiPathPlatform.msi
msiファイルでのインストールをしたい場合については、リセラーより提供されます。
なお、アカウント単位ライセンス(Named User)はexe形式、
端末単位ライセンス(Node Locked / Concurrent)はmsi形式として分かれているようです。
ライセンス種別の詳細につきましては、以下のURLを参照してください。
https://www.rpacons.com/blog/cons/License
Community Edition
コミュニティ版UiPathでは、特に何もせずとも自動的にアップデートされます。
UiPath Studioスタート画面の「ヘルプ」から「Update Channel」を”Stable”か”Beta”に設定可能です。
"Stable"は動作確認がされた安定版、"Beta"は最新機能が試せるものの、動作が不安定なこともあるバージョンです。
ひとまずは"Stable"にしておくことをお勧めします。
また、エンタープライズ版をインストールした状態でコミュニティ版をインストールすることはできないのでご注意ください。
(厳密には、インストールはできるが、アクティベーションができない)
バージョンアップにおける注意点
なお、バージョンアップすることで既存のロボットやアクティビティが動作しなくなることがあります。
バージョンアップ前には知識のあるコンサルタント同席のもと、入念にアップグレード対策を行ったうえで本番移行されることをお勧めします。
参考リンク
RPAコンサルティング合同会社 - UiPath Studioのアップデート方法
https://www.rpacons.com/blog/tech/UiPath_Update