概要
今までのLIFF v1 ではできなかった 2次元バーコードの読み取り機能が LIFF v2 に登場したので、サンプルアプリを使ってQRコード読み取りを試してみます。
前提条件
- LINE Messaging API を利用できるアカウントを持っていること
- Heroku アカウント
LIFFとは
公式のから引用
LINE Front-end Framework(LIFF)は、LINEが提供するウェブアプリのプラットフォームです。このプラットフォームで動作するウェブアプリを、LIFFアプリと呼びます。
試す
サンプルアプリのデプロイ
LIFF v2のサンプル を Heroku にデプロイします。
ログイン後必要な情報を入力(ここで新規Herokuアカウントを作ることも可能です)
デプロイ (Deploy app) します。
LIFF アプリの作成
作成したアプリのURLを確認します。
今は設定情報が正しくない為正しい画面は表示されません。(setting から確認することもできます。)
line://app/{liffId}.です。
サンプルアプリの設定
環境変数(LIFFに必要な情報)を設定するためにダッシュボードに遷移し先ほど保管した LIFF ID を追加します。
↓
KEY に MY_LIFF_ID
VALUE に 先ほど保管した LIFFID
を入力し追加(Add)します。
以上で完了です。
LINE 上で LIFF を開き、動作を確認しましょう。
動作検証
基本はLINEで友達登録などを開くときと同じ(LINE 公式的には隠されていた機能のはず)QRコードリーダーが開かれます。
その為、Android の場合は URL 以外の値は形式エラーとなり取得できません。
感想
LIFF で QRコードを読むのは結構な人が待っていた機能ではないでしょうか?
LIFF v2 になり他にも新たに追加された機能が多数あるので試す予定です。
注意点として、 これまであった LIFF v1 は公式ドキュメントにもある通り廃止予定との事ですので、移行するようにしましょう。