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LLMモデル APIキー従量課金について

Last updated at Posted at 2025-06-21

これからclaude のAPIキーを取得しようと思ったのですが、従量課金制になってます。つまり使った分だけが課金されるのです。でも計算方法が分からない。実際「いくらかかるのか?」を先に知っておきたくて調べてみました。

料金はトークンで課金される

LLMのAPIは、トークンという単位で課金されるようです。
そういえば昔、ニューヨークに行ったときに、地下鉄の改札を通るのに専用コインが必要だったんですが、そのコインも “Token” と呼ばれてました。500円玉くらいの大きさで、真ん中に穴が開いてました。Token は「お金の代わりに使うもの」という意味なんでしょうかね。
ちなみに、地下鉄の改札周辺にはホームレスっぽい人がいたりして、“Token please, Token please…” とか、 “Cigarette please…” とかよく声をかけられました。(すみません、話がそれました。)

image.png

出展 https://docs.anthropic.com/en/docs/about-claude/pricing

トークンとは?

大規模言語モデル(LLM)でいう「トークン」とは、テキストを処理する最小単位のこと。文字をトークン化するようですが、「文字 = トークン」ではなくて、「文字のまとまり = トークン」という感じで、少し分かりずらい。。

1トークンは何文字?

Claudeモデルを使う場合に限りますが、1トークンは、英語で約4文字 と書かれていました。(記事参考)
これは、1トークンが4文字という意味ではなくて、大量の英語テキストを分析した結果、だいたい 1トークン4文字になるっていうことみたいです。

文字数から単純にトークン数を計算するのではないのですが、とりあえず、私は 1文字0.25トークンで計算してみることにします。

参考→ As a general rule, one token is roughly four characters in English.

▶参考 https://yomotherboard.com/anthropic-claude-ai-token-calculator/?utm_source=chatgpt.com

(例)console.log("Hello World!") → 27文字 ÷ 4 = 約 7 トークン(簡易計算)

  ※これは英語テキストの場合です。

🔍 ちなみに、LLMモデルがどのようにコードをトークン化しているのか、それはトークナイザーというツールを使っているようです。このトークナイザーにはいくつか種類があって、LLMモデルによって異なるようですが、今回私が知りたいのは、課金される概算金額なので、ここは飛ばすことにします。

💰 主要LLM API価格 (1Mトークンあたり)

(2025年6月調べ)1Mトークン=100万トークン

モデル 入力トークン 出力トークン
GPT‑4 Turbo $10 $30
GPT‑3.5 Turbo $0.50 $1.50
Claude 4 Sonnet $3 $15
Claude 4 Opus $15 $75

結構差ができました。
※あくまで個人調べです。最新は公式を確認してください。

💡 シュミレーション

例:Claude 4 Sonnet API を使って1ファイル(3,000文字と仮定)を出力した場合、トークン数と料金はどうなる?

:page_facing_up:1ファイル出力した場合:

トークン数: 3,000文字 ÷ 4 = 750トークン
コスト: 750トークン ÷ 1,000,000(単位1M) × $15 = $0.01125(1ドル150円で換算で約1.69円

:calendar_spiral:一ヶ月利用していくらくらいになるか

1ファイル3,000文字として計算

月間処理数 総トークン 総コスト
1ファイル 750 $0.01125(1.69円)
10ファイル 7,500 $0.1125(17円)
100ファイル 75,000 $1.125(169円)
500ファイル 375,000 $5.625(844円)

💭シュミレーション結果について一言:

シュミレーションは、ファイル出力のみで計算してます。実際は「Input Tokens」「5m cache writes」「1h cache writes」「Cache Hits & Refreshes」でもカウントされるし、もっとトークンが消費されます。
とりあえず、Claude 4 Sonnet API を使って、1ファイル3000文字が出力された場合、1.69円くらいだと覚えておくことにします。

まとめ

これからNext.jsでWebアプリを開発する予定だったのですが、安く済みそうな気もするし、そうでない気もします。結論、使ってみないと分からないかもです。。予算的には1,000円以内に収めたいです。実際使ってみたら違うかったなどあれば、また追記します。読んでいただき、ありがとうございました!

追記-
始めて書きました。間違ったことは書けないので、少しビビりながら書きました。もし誤りや気になる点があれば、ぜひコメントで教えてください!

🔗 参考リンク
▶ claude公式料金ページ→ https://docs.anthropic.com/en/docs/about-claude/pricing
▶ Claude Token Calculator→ https://yomotherboard.com/anthropic-claude-ai-token-calculator/?utm_source=chatgpt.com
▶ Zennの参考記事→ https://zenn.dev/akifqc/articles/8f5b65040ff57b

(2025年6月時点)

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