転職活動の目的にキャリアアップや成長とか掲げることが多いですが、お金が大前提としてあるはずです。
本記事では過去の転職活動におけるしくじりについて書きます。
転職を考えているITエンジニアに寄り添うことができればいいなと思います。
TL;DR
- 年収アップのためにブリブリなキャリア像を描くな
- 志望理由は活躍できそうだからでOK!
- 搾取されるな!年収アップは当然の権利
ほんとうにあったダメな転職の話
20代後半のソフトウェアエンジニアであるFは大企業でバックエンドの開発の仕事をしていた。
周りにちらほら転職する人が現れてきて、どうやら年収もガッツリあがっていると知り、転職活動をすることにしました。
ただ大企業で恵まれていた環境にいたFは年収を上げたい以外の転職理由がありません。今の働き方に不満はなかったのです。
だからFは転職を正当化するためにキャリアプランを捏造することにしました。例えば、
− 今の会社ではフロントエンドができないから、転職したい(勉強はしてない)
- パブリッククラウドを使いたい(勉強はしてない)
といった感じです。
採用企業に真っ当な志望理由に見えるように媚を売ったのです。
もちろん面接ではボロが出まくりです。「あーこいつ全然勉強してねーじゃん」と逆効果になり内定を得ることはできませんでした。
媚を売るな、実績の再現性を語れ
ダメな話では、自分本位で転職活動して玉砕しました。採用企業側の視点を持っていればキャリア像の捏造は無駄であると気づいたはずです。
採用企業が評価するのは候補者の仕事の再現性です。「その実績があるなら、あの仕事は任せられる。なら給与は〇〇くらいか」と評価するはずです。
媚を売っても実績が伴わないなら、ただのぶりっ子ちゃんです。
志望理由の作り方
基本的に活躍できる根拠を伝えれば大丈夫です。
採用企業の求人票の必須要件、歓迎要件に自分の経験と実績を関連づけて説明して採用しない理由をなくせば内定が得られるはずです。
それでも年収をあげたいよう
ならば年収提示付きスカウトの転職ドラフト使おうぜ!!
といのも一つの答えですが、個人的には年収は当然主張して良い権利です。
相場観と現在の年収を見て現実的な希望年収を自信を待って伝えるべきです。
慣れた会社を辞めてリスクを負って転職するのです。報酬が増えるのは当然だと思います。
結局、「志望理由=年収上げたい」じゃあかんのか?
あかんくないです!!!!
日々の業務で実績、スキルを積み上げて大幅年収アップを実現しましょう!
がむしゃらに働く中でお金より大切なものもが見つかるかもよ