PHPは<?php~?>(スクリプトブロック)の~の部分に処理を記述する。
なお、スクリプトブロックが.phpファイルの末尾で終わる場合はスクリプトの終了を表す ?> は省略できる。
むしろ省略しないとレイアウトに微妙にズレるので省略した方が良い。
出力方法はecho か print。
<?php echo ‘Hello php’; ?>
<?php print “Hello php”; ?>
文字列を指定する場合には必ず前後を ‘ シングルクォートか “ ダブルクォートでくくる必要がある。
PHPはHTML埋め込み型言語である。
なのでHTML内に記述することができる。
<h3><?php echo “Hello php”; ?></h3>
省略構文
出力するべき値が増えてくると php や print といった記述ですら間違えやすさに直結する。
なので単純な値を出力する場合に<?php~?>の代わりに、
<?=~?>がある。
<?= ‘Hello php’; ?>
<?= “Hello php”; ?>
PHPでは、文の区切りに ; セミコロンを使う必要がある。
PHPでは改行しても命令文が終了したことにはならないので注意。
次のような記述はエラーとなる。
print ‘こんにちは、世界<be/>’
print ‘こんにちは、皆さん’
上記は ; がないのでエラーとなる。
命令文と改行
文の終わりは ; で表すので一つの文が長い場合には意味ある単語(キーワード)の区切りで有れば途中で空白や改行を加えても良い。
以下のルールによる改行が望ましい。
①文が80桁を超えた場合に改行。
②改行位置は , カンマや 演算子 などの直後。
③文の途中で改行した場合には、次の行にインデント(字下げ)を加える。
改行はあくまで空白としての意味しかないので文そのものは ; で区切れていれば良い。
print ‘こんにちは、世界<be/>’; print ‘こんにちは、皆さん’;
上記は間違いではないが良いコードではない。
どんなに短い文であっても、複数の文を1行にまとめない。