11
13

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Google HTTP(S) LoadBalancerのバックエンドをGCSにして静的コンテンツ配信をする

Last updated at Posted at 2017-07-06

この記事について

Google HTTP(S) LoadBalancerのバックエンドをバケットにできて試してみたので設定方法を記載します。

GCSへアップする。

とりあえずGCSが必要なので作っておく。
スクリーンショット 2017-07-06 16.33.07.png

配信したい静的コンテンツをアップしておく。
今回jsを全て配信したいとする。
バケットにjsというディレクトリを作り
helloworld.jsとtest.jsを置いておく。

スクリーンショット 2017-07-06 16.38.05.png

ここで必要なのは公開リンクにチェックを入れておくこと。

試してはないが以下で デフォルトで公開できるように設定が可能

https://cloud.google.com/storage/docs/gsutil/commands/acl から。

gsutil acl ch -u AllUsers:R gs://example-bucket/example-object

LBの設定

ネットワーク->負荷分散->ロードバランサを作成でHTTP(S)負荷分散を選択する

バックエンドバケットの作成

バックエンドの設定からバックエンドバケットを作成する

スクリーンショット 2017-07-06 16.46.00.png

名前は管理しやすいような名前を付ける。
CLoudStorageバケットは最初に作ったバケットを選択する。
CDNとしてCLoudCDNを使う場合は有効にするにチェックする

ホストとパスのルールの設定

全てのアクセスをバケットに流す。という設定であればそのままでOK
例えば一般的なアクセスはバックエンドをGCEにしてみたいな場合はデフォルトのバックエンドをGCEにして、一致するパスだけGCSにするようにする。

例えばjsのみGCSにするならば以下の画像のようにする
スクリーンショット 2017-07-06 16.49.52.png

フロントエンドの設定

固定IPにしたかったらIPアドレスを作成して固定IPを割り振ったり
HTTPSに対応したかったら証明書の設定をする。

今回はテストなのでそのまま
スクリーンショット 2017-07-06 16.50.26.png

テスト

これでLBに割り振られたIPにアクセスしてみる

http://[LB_IP]/js/helloworld.js
http://[LB_IP]/js/test.js

ただしそれ以外のURLにアクセスした場合。例えば http://[LB_IP]/js/ にアクセスした場合 GCSデフォルトの403が返却される

スクリーンショット 2017-07-06 19.06.33.png

GCSのバケットをドメイン名に関連付けて静的Webサイトをホスティングした場合 (以下のURLを参照)は存在しないオブジェクトに対して404.html等を指定できたが、
GCSをバックエンドバケットにした場合は行うことができない。
そのハンドリングはGCEなどをバックエンドサービスにしてそちらでハンドリングする必要がありそう。
https://cloud.google.com/storage/docs/hosting-static-website?hl=ja

その代わりhttpsでアクセス出来るので一長一短の気がする。

11
13
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
11
13

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?