Zapierとは
2012年にアメリカで生まれたタスク自動化ツールです。さまざまなアプリやWebサービスを連携して、自動化ツールを組むことができるサービスです。
最近流行りのノーコードの代表ともいえるZapierは、誰でもとにかく簡単に数分でアプリの連携システムを組むことができます。
Zapierサイトはこちら
導入事例
日本でもZapierは認知をかなり広めているようで、メルカリではZapierを積極的に導入推進し、
ノンプログラマー社員らが400以上のワークフローを自動化して仕事効率を上げまくっているとかなんとか、、、
そのサイト記事はこちら
使い方
アカウント登録から基本的な使用方法までの全体の流れは、
わかりやすいサイトがあるのでこちらを参考に。
My自動化ツール(Zap)の紹介
私も職場で、Zapierを利用した自動化ツールをいくつか作って業務効率化を図っています。
その1つを作り方とともに紹介したいと思います。
内容を先述すると、
**"Googleカレンダーに入っているタスク/予定を開始1時間前にGmailで通知してくれる"**自動化ツールです。
では、作り方を見ていきましょう!(アカウント登録が済んでいる前提で進めます)
まず、MAKE A ZAPを選択
(Zapierでは、作成するツールをZAPと呼びます。)
連携する1つ目のアプリを選択します。
Google Calendarを選択した後、Event Startを選択
自分のGoogleアカウントを選択すると、認証とGoogleCalendarの許可申請フォームが出るのでそれを許可
Event Before欄でHoursを選択し、Time Before欄に1と入力
これで1時間前という指定ができました。
(この組み合わせで時間を変更可能ですが無料プランの場合、最短で15分前です。)
トリガーのテストを行います。ここは気にせず、流れでポチポチすれば大丈夫
次に、連携するアプリを選択します。
Gmailを選択した後、Send Emailを選択
メール送信先を自分のGmailアドレスに設定し、
**Subject(件名)やBody(本文)にメールに表示したいSummary(タスク/予定名)やDescription(詳細)**等を設定
入力後、テストを行うと、きちんと自分宛にテストメールが届きました。
これでZAP完成!所要時間約5分、おそろしい。
では、さっそくカレンダーにタスクを入れて試してみましょう。
ちょうど1時間前にメールが自分宛に届きました!
もう寝たいと思います(笑)
最後に
記事用に設定や本文などをシンプルに作りましたが、このツールだけでも少し設定を変えれば、
CCやBCCでチームメンバーにタスク共有できたりと、拡張性は高いです。
タスクがびっしりの場合、全て通知するのは少々うざったいですよね。
そういう場合は、特定の文字列を含むタスク/予定のみを通知することも可能です。
例えば、**"重要"**と書いてあるタスクのみ、通知するなんてことも。
時間対効果がすごいのでぜひ使ってみてください。