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初めてのテスト管理ツール経験: QualityForwardが変えた私たちのテストの在り方

Last updated at Posted at 2024-12-12

テスト管理者としての感想

初めてのテスト管理ツールとしてQualityForwardを導入し、テスト業務がどのように進化したかを振り返ります。

手動管理が当たり前だった私にとって、QualityForwardの登場はまさに革新でした。

私は普段5名のQAチームを取りまとめており、テスト管理と実施も併せて行っています。
テストの集計やメンバーのタスク管理など日々とにかく忙しい毎日でした。

テストケースはExcelで管理していますが、ファイル数が増えてきて管理が大変になり
仕方なく、1ファイルに集計シート、テストケースのシートを複数といった構造で運用しています。
一番の課題はファイルが重くなること、誰かと保存がかち合うと、保存が失敗してしまったりファイルがこわれてしまったりと毎回一人ずつ保存してもらうようなコミュニケーションをとりながら集計をしていました。

またQAチーム自体のテスト経験がまだ浅いこと(私も含め)もあり、環境情報のコピペミスや表記のバラつきなども多く発生していました。
中間報告や終了報告時にあと、
どれくらいでテストが終わりそうか、遅れているがアラートをあげるタイミングがわからないといった課題もありました。

少しでも楽ができたら・・・と「テスト管理ツール」を検索一番上に出てきてこともあり
さっそくフリープランを導入

Excelのようなシートデザイン
そして、なんだこのスムーズさは・・・、集計いらないし、テストケースは一覧でタグで管理できるというもの
従来のごちゃごちゃのフォルダ管理から解放され、テストケースの使いまわしもかなりスムーズだった
とにかく集計いらなくなったのが一番大きく、テスト結果の保存の概念がないのが大きかった。

PASS、FAIL等のステータスも自身のプロジェクトに合わせてカスタマイズできるし
うちにチームにあわせて設定することができました。

あとアラートセンター!あれはびっくりですね。
自分が別件でしばらくレポート見れてなかったときに、進捗の遅れを教えてくれるので、
すぐに対応することができました。

と、、、管理者視点の感想はここまでにして、実際に、テスト実施において
どんな機能によって、変革がおきたか機能ベースでそれぞれ説明してきましょう。

テスト実施に変革をもたらした要素

ダッシュボード画面とワークスペース:1日の始まりはここから

QualityForwardのダッシュボードに初めて触れたとき、まず直感的なインターフェースに感動しました。
その日の予実がパイチャートで表示されるのでその日のテストの進行具合をぱっと確認できましたね。
あとテキストを入力できる欄もあり、そこに本日の作業情報や補足などを記載するような運用をしています。
※今までSlackでやっていたことを一元管理できてヨシ

つづいてワークスペース

アサインされたテストサイクルが進行中と完了とに分けて表示され、成分バーグラフで進捗を確認できます。
自分がやるべきテストがわかるので、次に何をすべきかすぐに判断できてなかなかよきです。
mceclip8.png
※サポートサイトの画像引用

テスト実施画面

デフォルト値設定機能
テスト結果入力時に、あらかじめ設定した環境情報などが自動で入力される機能です。
テストの合間に、時間を割いて行っていたコピー&ペースト作業が不要となりましたし、表記ゆれやミスなども
ふせげるので、テストケースにもっと集中することが可能になり、「作業が楽になった!」と心底思いました。
ありがてえ!
20201016112156.jpg
※サポートサイトの画像引用

テスト結果補足機能

この機能により、結果に対する補足情報をプルダウンメニューで統一的に設定可能です。以前は試験備考の記述に
ばらつきがありましたが、この機能を利用することで共通の言語で報告できるようになり、実施者間や管理者との
コミュニケーションが円滑になりました。
Feil.png
NA.png
※メールの画像引用

成分バーグラフ: 視覚的な進捗管理

成分バーグラフは、テスト結果がカラー別に表示された横棒グラフです。テスト結果の割合や進捗状況が
一目でわかり、期限バーのおかげで現在のペースが予定に対してどうなのかも把握しやすくなりました。
テストがどのくらいで終わりそうなのか?いつアラートを上げるべきかなどの指標にもなり
メンバー個々人の意識も変わってきました。神です。
mceclip7.png
mceclip14.png
※サポートサイトの画像引用

BTS連携による不具合起票サポート: 簡単・迅速なバグ報告

QualityForwardはRedmineやJIRAなどのBTSとシームレスに連携しています。テスト実行画面から問題を直接報告でき、選択したテストケース情報が新規チケットに自動で転記されるため、テストケースの情報と併せた詳細なバグ報告が可能になり、開発チームとの情報共有も効率化されました。
image.png
※サポートサイトの画像引用

コメント機能: 透明で信頼できる情報共有

各テストサイクルにコメントを残せるこの機能により、ちょっとした疑問や補足をリアルタイムで記録できたり、
レビューのやり取りもコメントに残せます。
いままではSlackのスレッドで運用していたので、テストケース、サイクル単位で残せるのは追跡もしやすくて
いいなと思いました。
mceclip0.png
※サポートサイトの画像引用

結論

初めてのテスト管理ツールとして、効率化された操作や可視化された進捗管理、スムーズな情報共有など、管理者、実施者の視点からも非常に役立っています。
さらに、テストの進行状況が明確に見えるため、無駄な会議や報告が少なくなると感じました。
ちょうどデカい山を越えた後に導入していたのでもっとはやく出会っていれば・・・
と思ってます。

みなさんもぜひつかってみてください!
https://www.veriserve.co.jp/helloqualityworld/service/qualityforward/

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