REST APIとは

Posted at 2025-06-28

はじめに

お久しぶりです、takimonです！

今回はRESTについて学んだので、自分の言葉でまとめてみました。

RESTは「Representational State Transfer」の略で、分散型システムにおける設計原則のことです。2000年にロイ・フィールディングによって提唱されました。

RESTfulとは、RESTで求められる原則に従っていることを意味します。REST原則に従って設計されたAPIを「RESTful API」と呼びます。

REST原則は、6つの制約（制約）から構成されています。

この原則では、ユーザーインターフェース（クライアント）とサーバーの役割を明確に分離します。クライアントがリクエストを送り、サーバーがそれにレスポンスをするというイメージです。

この原則では、サーバーをそれぞれの役割ごとに独立させて、階層ごとに組み合わせます。

この原則では、サーバーがクライアントに対して実行可能なコードを提供し、クライアント側でそのコードをダウンロードして実行することを可能にします。

この原則は、以下の4つの制約によって成り立っています。

リソースの識別: URIを用いてサーバーに保存されているデータを識別します。
表現を用いたリソースの操作: レスポンスやサーバーにポストするデータを利用して、サーバー側のリソースを操作します。
自己記述的メッセージ: メッセージ内容が何であるか、はヘッダーに記述されています。
HATEOAS（Hypermedia As The Engine Of Application State）: レスポンスには、現在の状態に関連するハイパーリンクが含まれます

サーバーはクライアントからの各リクエストを独立したものとして扱います。サーバーはリクエストだけで、コンテキストを理解できます。対義語は「ステートフル」です。

クライアントはレスポンスをキャッシュできます。

マーチン・ファウラーが2010年にブログで紹介したモデルです。

これは、REST APIの設計がREST原則にどれだけ準拠しているかを示すレベルを定義しています。

REST APIの成熟度は、レベル0からレベル3まで段階的に分類され、一般的にレベル2が「REST API」と呼ばれています。

最も基本的なレベルで、HTTPを単なる通信手段として利用している

リソースごとにURLが分割している。

レベル1に加えて、HTTPメソッドを活用している。

レベル2に加えてレスポンス間のつながりが含まれている。つまり、レスポンス間にハイパーリンクによるつながりが含まれている状態です。

上記のREST原則を踏まえて、URI設計の例と、私が特に重要だと感じたポイントを紹介します。

これらのポイントを踏まえ、「movie」をリソースとしたCRUD操作のURIとHTTPメソッドの例を示します。

いかがでしたでしょうか？今回は簡単にではありますが、REST APIについてまとめてみました。

今回の内容は、下記のUdemy講座で勉強しました。REST APIの理解を深めたい方は、ぜひチェックしてみてください！