Google Document で正規表現にてキャプチャした値を置換後に使う小技

Google Document は便利ですが、置換の機能に正規表現がありながら、
キャプチャした値を $1 などで置換後に使えません。
Spreadsheet ならばキャプチャした値を、置換後に$1形式で使えるというのに残念。

「GAS を使ってみればいけるのでは」と思ったのですが、
やはり replaceText というGASの関数では無理でした。

そこでググってみると、うまいこと JavaScript の replace関数と組み合わせてキャプチャ可能にしている方がおられたので、
実装してみると、いけました👍

そんなわけで、メモを残します。

function ReplaceWords(){ 
  const docBody = DocumentApp.getActiveDocument().getBody()
  const paragraphs = docBody.getParagraphs()
  const regExp = '([0-9]{1,2})'//キャプチャ用の任意の正規表現
  paragraphs.map(para => {
    let text = para.getText()
    //GASのreplaceTextの中でreplaceにてキャプチャを使う
    para.replaceText(regExp,
      text.replace(new RegExp(regExp,'g'), '$1hogehoge'))
  })
}

こんな感じです。

これで、無事document上の文字列を、正規表現にて一括置換に成功しました。

便利便利。

参考にしたのはこちら