Shopifyとは
Shopifyは、カナダのShopify Inc.が提供するEコマースプラットフォームです。
はじめは、スノボのECサイトから現在のサービスが始まったんだそうで
現在は総流通総額が10兆円超え、175か国で82万店舗が稼働しているようです。
そのShopifyが日本で躍進中!ということで、一からざっくりとShopifyを触ってみました。
まずは登録
Shopifyの公式(https://www.shopify.jp/ )には
Shopifyを14日間無料でお試しいただけます。クレジットカードは必要ございません。
とあって、2週間しか無料で使えないようです、ぐうー。
ただ、Shopifyには認定制度があって、Shopify Export経由でトライアル期限無制限のアカウント申し込みを行いました。
「Build or redesign store」「Japan」 で絞り込んだリスト
さっそく触ってみる
https://accounts.shopify.com/store-login
まずはここからログインします。
手始めに、ガイドブックをダウンロードして、https://help.shopify.com/ja/manual/intro-to-shopify こちらも一読しておきましょう。
設定
開設までの設定です。
・言語
右上の自分のアカウントの部分をクリックして
Your Account>Preferred languageを日本語(ベータ)にします。
ついでに、TimezoneもGTM+9に変更しておきます。
・消費税
設定>税>日本 でちゃんと10%に設定されていました。しかも県ごとに追加の税率が設定できる。
州税対応、さすがはグローバルです。
・送料
一律の送料が設定されており、設定>配送>配送プロファイル>送料を管理する リンクをクリックし一旦配送先を削除します(全都道府県で同じ送料が設定されているためです)。
で、新しい配送エリアを作成する をクリックして、都道府県ごとに設定していきます。
この設定は骨が折れますね。。しかも、〇円以上は送料無料の設定がショップで一括してできず、エリアごとの設定になるようです。
・決済
取得したトライアルアカウントでは設定できませんでした。気になる手数料は下図の通りです。
商品登録
###Q.カテゴリーは?
A.商品管理>コレクション
###Q.軽減税率、そもそも税率の設定は?
A.よくわかっていません・・
「税の優先適用」機能でできる
https://www.shopify.jp/blog/zouzei-shopify
テーマ
オンラインストア>テーマ をクリックしテーマを選択できます。
無料のテーマは数が少ないようです。https://themes.shopify.com/ こちらからテーマを探せます。
今回は、Minimalにしてみました。
テーマを選択したら、セクションを設定していきます。
アプリを入れてみる
こちらからアプリを探せます。
https://apps.shopify.com/collections/apps-for-japan
でも、英語ですし、なにがなんだか。
おすすめのアプリとか解説があるページを見ながら要件に合うものを探していく必要があります。
https://www.shopify.jp/blog/free-shopify-apps
アプリが豊富なのはいいんですが、これも骨が折れる仕事ですね。。
はじめて触ってみて
とってもよくできているなぁというのが初めの印象です。
今回は、触れていませんがInstagramとか他のチャンネルとの連携や、メールでの販促とかショップ運営の機能周りもしっかりと固めているようです。
そして、なんといってもアプリがたくさんあります(ローカライズされているかどうかは別として)。
一方で、グローバルな機能が目障りで操作性を落としています。
ローカライズもあともう少しといったと所です。
漢字圏は1文字も許して・・
いまはベータなのでこの辺りもすぐに改善されるでしょう。
最後に料金の比較
Shopifyのプランはこちらから https://www.shopify.jp/pricing
サービス | 月額基本料 | 決済手数料(参考) |
---|---|---|
Shopify ベーシック |
$29 | 3.4% 2%* |
Shopify スタンダード |
$79 | 3.3% 1%* |
BASE | 無料 | 6.6% |
ec-cube.co | 7,800~37,800円 | 概ねShopifyと同様 決済代行会社との契約による |
*Shopify以外の利用時の追加手数料 |
ショップ運営者が一からサイトをオープンさせようと思ったら、ec-cubeなりBASEなりstore.jpの方が情報は揃っています。
日本の商習慣にあった対応がどこまでできるのか、まだイメージできていませんが
越境の視点で魅力的なプラットフォームであることに間違いないです。
逆に、越境ECでなければ、国産のプラットフォームが今は安心できるかもしれません。
参考
https://www.shopify.com/about
https://www.stockclip.net/companies/6095
https://netshop.impress.co.jp/node/6264
https://web-kanji.com/posts/shopify-list
https://www.shopify.jp/blog/free-shopify-apps
https://qiita.com/kumatronik/items/d4bdefabf72af8cc5cdc
https://fbl.jp/shopify-shop-example-domestic/