2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 3 years have passed since last update.

ABC 189 振り返り

Posted at

完全に趣味でAtCoderを始めました。そこまでガチガチに頑張っているわけではないですが、できる限り、ABCには参加するようにしています。
より上位を目指していくために、受験したABCを毎回しっかり、振り返っていきます。。

自己紹介

ABC189直前の状態で、ギリギリ茶色コーダーです。ただ、コンテスト参加回数は11回なので、もう少しコンテスト受ければ、緑コーダーに上がれるか。。。とワクテカしていました。
ちなみに、ABCでは、A,B,Cは30分以内には解き終わって、残りの時間でD問題を目指す。と言うのが、最近の状況です。
E,Fを解けるようになる程勉強はしておらず、今年のどこかでチャレンジできるようにしていきたいです。

ちなみに、言語は python でやっています。
pythonの勉強がてら、競技プログラミングをやってみるか。と言うのが、最初のモチベーションです。
※ python の勉強はちゃんとしたことはないし、仕事で使ったこともない。なので、pythonの変数ルールとか、あまり守れていない。。。

↓自分のアカウントです。
https://atcoder.jp/users/takeucom
image.png

結果

A,B,D は解き終わりました。
ただ、今回は間違いが多かった。。。反省しまくりです。
その辺りを振り返りがてら、整理します。

676A9F33-920A-4A12-952D-1C14D01D9671_4_5005_c.jpeg

各問題の解法と振り返り

A: Slot

1問目は特に問題なく完了。

s = input()
 
print('Won' if s[0] == s[1] == s[2] else 'Lost')

B: Alcoholic

2問目も特に問題なく完了。と思ったら、まさかの間違い。。。

NGプログラム

N, X = list(map(int, input().split()))
 
total = 0
ans = -1
for i in range(N):
  v, p = list(map(int, input().split()))
  total += v * p / 100
  if total > X:
    ans = i + 1
    break
 
print(ans)

他の問題をある程度進めてから、振り返ってみると、割り算でもしかしたら、おかしいことになっているのでは?と気付き、割り算を使用しない方針に変更したところ、正解。
過去にpythonで割り算をしたところ、精度の問題で間違えたことがあったのに、ハマってしまった。 / 100 と言うキリが良い数で問題が起きるとは、盲点であった。。。

OKプログラム

N, X = list(map(int, input().split()))
 
total = 0
ans = -1
for i in range(N):
  v, p = list(map(int, input().split()))
  total += v * p # 割り算を使用しないようにする。
  if total > X * 100:  # 割り算をしない分、100を掛けるように変更
    ans = i + 1
    break
 
print(ans)

C:Mandarin Orange

問題を見たところ、全探索ならなんとなくかけそう。。。と思いましたが、
N=10^4 となっており、何も考えずに書くと、10^8くらいの計算量になりそうで、全探索がギリギリ難しいかもな。。。と言う問題。
一旦、D問題を解いた後に戻ってきました。

結論から言うと、 C++ だったら、解けていたっぽい。。。

一旦、ちょっと工夫した全探索で問題を書いてみるもののTLEになってしまった。。。
と言うところで、時間が来てしまったので、今回は解けず。。。

解説を見ると、ほぼほぼ同じ方法で解いている。。。
C++に変換してみると、普通に成功した。。。

Python:

N = int(input())
a = list(map(int, input().split()))
 
max_count = 0
for l in range(N):
  x = a[l]
  t_mac_count = x
  for r in range(l, N):
    if a[r] < x:
      x = a[r]
    c = x * (r - l + 1)
    if c > t_max_count:
      t_max_count = c
  if t_max_count > max_count:
    max_count = t_max_count
print(max_count)

C++:

#include<bits/stdc++.h>
using namespace std;
int a[10010];
int main(){
	int n;
	cin >> n;
	for(int i=0;i<n;i++)cin >> a[i];
	int ans=0;
	for(int l=0;l<n;l++){
		int x=a[l];
		for(int r=l;r<n;r++){
            if(a[r] < x) {
                x = a[r];
            }
            int c=x*(r-l+1);
			ans=max(ans,c);
		}
	}
	cout << ans;
}

D:Logical Expression

この問題は、紆余曲折があって、ようやく解けたので、その経緯を書いていきます。

bit全探索で解いてみる。

まずは、bit全探索で解いてみるが、当たり前の如くTLE...

N = int(input())
 
s = []
for _ in range(N):
  s.append(input())
 
 
count = 0
for i in range(2 ** (N + 1)):
  ans = i >> 0 & 1
  for j in range(N):
    x = i >> (j + 1) & 1
    if s[j] == 'AND':
      ans = ans and x
    else:
      ans = ans or x
  if ans:
    count += 1
 
print(count)

論理的に問題がある状態で解いてしまう。

次に、 OR で区切ることを考える。 ORで区切れば、区切ったブロックごとにその演算がTRUEになれば、全パターン網羅できたことになるのじゃないかな?と。
要は、
{...AND...AND...AND} OR {AND...AND...AND} ... と言う感じでブロックで区切ることを考えると、
1つのブロックが全てFALSEになるパターン数は求められるので、
全パターンから FALSE OR FALSE OR FALSE と全てFALSEになるケースを引けば、答えが出るんじゃないの!?と言うことで、プログラムを書いてみる。

例題では、正解が出たのですが、実際には間違い。。。

N = int(input())
 
false_pattern = 1
and_count = 1
for _ in range(N):
  if input() == 'OR':
    false_pattern *= 2 ** (and_count) - 1
    and_count = 1
  else:
    and_count += 1
false_pattern *= 2 ** and_count - 1
 
print(2 ** (N + 1) - false_pattern)

bit全探索の結果と自作の問題を掛け合わせることによって、考え変えたの間違いに気づく。

何が違うんだ!と言うことで、自作の問題を作って、いくつか試してみるが、自分の考えとロジックは間違ってなさそう。
考え方が違うのかな?と言うことで、bit全探索で答えを出してみると、明らかに答えが違った。

ここで、考え方の間違いに気づく。
論理演算は前から演算していくから、そもそもブロックの考え方が間違っているじゃないか!

と言うことで、1から考えることに。。。

答えを導く。

順番に演算していく必要がある、と言うことを基にもう一度解き方を考えてみる。

  • ANDが来たら、ANDの直前の結果がTrueで直後がTrueだったら、Trueになる。
  • ORが来たら、ORの直前の結果がTrueで直後がTrue / False か、直前の結果がFalseで直後がTrueだった、Trueになる。

と言うことを思いつき、True / False のパターンの数をちゃんと数えていけば、計算量も少なく、結果が導けるのでは!? と考え、早速書いてみたところ、うまくいく!!

N = int(input())
 
t = 1 # Trueとなるパターン数
f = 1 # Falseとなるパターン数
for _ in range(N):
  if input() == 'OR':
    t = t + f + t
    f = f
  else:
    t = t
    f = t + f + f
 
print(t)

総括

今回は、反省が残る結果に。。。とは言え、次への教訓はシンプルで、

  • python だと計算量とか精度の問題で、不利である。
  • 結果の確認は重要。簡単なパターンを自作で問題を考えて、ちゃんとチェックした方が良い。

と言うことで、次のABCでは、以下を実践しようと思う。

  • 簡単な問題はpython。複雑そうな問題は、C++で解くようにする。
  • 問題を間違えたら、自作の問題を数パターン作成して、確認するようにする。簡単であれば、全探索のプログラムを作った方が確実。
2
0
7

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?