1
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Windowsエクスプローラから一旦FTP接続したら他のFTP接続できなくなった

Last updated at Posted at 2018-01-31

事象

AzureWebAppsでFTPホストに接続してファイルアップロードとかしてたんだけどまた別のFTPホストに接続しようとしても前のFTPホストに接続してしまう

  • FTPホストその1
    image.png

  • FTPホストその2
    image.png

違うサブスクリプションで作ったWebAppsだけどFTPホスト名一緒なのね…そういうもんか?
初回の接続時にはFTPユーザとパスワード聞いてきたんだけど聞いてくれないので切り替えできん。

  • エクスプローラで接続するとこうなる
    image.png

  • Cyduck使って接続するとFTPユーザ/パスワード聞いてくるので切り替えできる。若干ファイル違うのでこれその2の方ね。
    image.png

多分FTPログオン情報みたいなのが残ってるんだと想像。
別にエクスプローラ使わなければいい話だけど気持ち悪いし。
以下で解消したのでメモ。

対処方法

レジストリエディタ起動

コマンドプロンプトでregeditコマンドで起動します
image.png

FTPアカウント情報確認

レジストリエディタで以下配下にあるキーを確認します。
HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\FTP\Accounts
image.png
接続先のクライアントごとにキーが作成され、その配下にさらにアカウント情報が記録されるようです。

FTP接続アカウント情報の削除

レジストリキー削除します。
image.png

再度エクスプローラでFTP接続

ユーザ認証画面でた!
image.png

接続できた

image.png

サブスクリプションIDが別なのになんでFTPホスト名同じなの?

Azureサポートに聞いてみた。

App Service の FTP ホスト名については、各リージョン内に複数存在する ”スタンプ” と呼ばれる単位ごとに定まっております。
App Service インスタンスは、内部的にはデータセンター内に複数存在するホスト OS 上の Hyper-V のゲスト OS (Azure VM) として動作をしておりますが、それらのインスタンス (Azure VM) の集合体を “スタンプ” と呼び、各リージョンにはスタンプが複数存在します。
そして、同じスタンプをご利用いただいているユーザー様では FTP ホスト名が同一となり、FTP デプロイ ユーザー名の “\” マークの前の情報 (App Service 名) を利用し、アクセス先の App Service を判断します。
※ スクリーン ショットに表示されている ”waws-prod-dm1-023” の “dm1-023” の部分が、スタンプを指し示す文字列です。
なお、同じ App Service プランを利用してデプロイした App Service は、同じインスタンス上で動作いたします。
上述の通り、スタンプはインスタンスの集合体ですので、同じ App Service プランを利用してデプロイされ、同じインスタンス上で動作をする App Service は同じスタンプ、つまり同じ FTP ホスト名を持ちます。
また、複数の App Service を異なる App Service プランを利用してデプロイいただいた場合でも、ご利用いただくスタンプはランダムに定まるため、すべて同じ FTP ホスト名となる可能性はございます。

参考になるページ

1
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?