1. 目的
わが家では、育児記録アプリ『ぴよログ』を使って夫婦間の育児の情報共有をしています。
ぴよログには、ミルクをあげた時間や、おしっこ、うんちの回数、睡眠時間などの記録を残すことができます。
ただし、これらの記録を毎回スマホから手入力するのは正直かな〜り面倒です。
また、育児中は両手が塞がってスマホを操作できないことも多く、手が空いたときにあとで入力しようと思っても忘れてしまうこともあります。
そんな時に、ながら操作ができる**『音声入力』**は大活躍します。
例えば、
・哺乳瓶を洗いながら、ミルクの記録をする
・オムツを交換しながら、うんちの記録をする
・洗濯物を畳みながら、前回ミルクをあげた時間を確認する
などなど。
そこで、今回は『ぴよログ』にワンフレーズで音声入力できる便利な方法を解説します。
2. 設定環境
1) 育児記録アプリ「ぴよログ」
iOSバージョン:6.11.5
2) スマートスピーカー
デバイス:Google Nest Mini
ファームウェアバージョン:1.54.250118
※アレクサやSiriでも同様の設定は可能です
3. 運用イメージ
1) 入力例
「OK,Google! うんちしたよ」 ➡︎ 「14時45分にうんちを記録しました」
「OK,Google! 寝たよ」 ➡︎ 「19時30分に寝るを記録しました」
2) 出力例
「OK,Google! 前回のミルクは?」 ➡︎ 「2時間30分前の10時30分にミルク160mlを飲みました」
「OK,Google! 前回寝たのは?」 ➡︎ 「3時間前の19時30分に寝ました」
4. 設定方法
1) ぴよログとGoogleアカウントをリンクさせる
1-1. ぴよログアプリを開く
1-2. メニュー > アカウント > アカウントリンク ➡︎ Googleアカウントをリンクする
1-3. メニュー > 設定 > Googleアシスタント設定 ➡︎ Googleアシスタントを利用する赤ちゃんを選択する
2) Google Homeのルーティン機能を使って、ワンフレーズで操作できるようにする
2-1. Googleアシスタントアプリを開く
2-2.[ルーティン]をタップし、[+]で新規登録をする
2-3.[開始条件]>[音声コマンド]を選択し、操作フレーズ(*1)を登録する
2-4.[操作]>[カスタムアクション]を選択し、ぴよログで定義されたワンフレーズ(*2)を登録する
2-5.[保存]して完了
*1
「うんちをしたよ」「寝たよ」など、言いやすいフレーズを定義しましょう。
言葉揺れがありそうなときは、複数のフレーズを登録しておくと良いです。
「ミルクを飲んだよ」「ミルクをあげたよ」など。
*2
記録用ワンフレーズ:
「ぴよログに寝たことの記録を頼みたい」
「ぴよログに起きたことの記録を頼みたい」
「ぴよログにおしっこの記録を頼みたい」
「ぴよログにうんちの記録を頼みたい」
「ぴよログに両方の記録を頼みたい」
確認用ワンフレーズ:
「ぴよログに最近の食事の記録の確認を頼みたい」
「ぴよログに最近の睡眠の記録の確認を頼みたい」
「ぴよログに最近の排泄の記録の確認を頼みたい」
上記以外にも使えるワンフレーズは少しずつ増えているみたいなので、自分がよく利用する記録、確認フレーズが使えるか試してみると良いでしょう。