MacでNode.js使っていてエラーが出たので最新版にアップデートしたときの手順をまとめておこうと思います。
Node.js入れたのは結構前でHomebrew使ってた気がしたのでそのあたりからチェックしてみます。
自分がどの方法でNode.jsをインストールしたか確認
Node.jsは大きく分けて、Homebrewで直接Node.jsをインストールしている場合と、nodebrewなどのバージョン管理ツールを使っている場合があり、まずはそこからチェックします。
ターミナルを起動して以下のコマンドを実行。
which node
-
/usr/local/bin/node
のようなパスが表示された場合、Homebrewで直接インストールしている可能性が高いです -
~/.nodebrew/current/bin/node
のようなパスが表示された場合、nodebrewを使っています
nodebrewを使っている場合
nodebrewを使っている場合は、以下の手順でアップデートを行います。
1.nodebrewのアップデート
まずはnodebrew自体を最新の状態に更新します。以下のコマンドを実行します。
brew upgrade nodebrew
2.インストール可能なNode.jsのバージョンを確認
以下のコマンドでインストール可能なNode.jsのバージョンを確認します。
nodebrew ls-remote
3.Node.jsを最新版にアップデート:
最新の安定版をインストールする場合は、以下のコマンドを実行します。
nodebrew install-binary latest
特定のバージョンをインストールしたい場合は、バージョン番号を指定します。
例: nodebrew install-binary v16.15.1
4.使用するNode.jsのバージョンを指定
以下のコマンドで、使用するNode.jsのバージョンを指定します。
nodebrew use latest
最新版ではなく特定のバージョンを指定する場合はnodebrew use v16.15.1
のようにします。
5.Node.jsのバージョン確認
以下のコマンドでバージョンを確認します。
node -v
最新バージョンが表示されていれば成功。
切り替わらない場合はターミナルの再起動などを試してみてください。
Homebrewで直接Node.jsをインストールしている場合
Homebrewの場合は以下の手順でアップデートを行います。
1.Homebrewのアップデート
まずはHomebrew自体を最新の状態に更新。ターミナルで以下のコマンドを実行します。
brew update
2.Node.jsのアップデート
次にNode.jsをアップデートします。以下のコマンドを実行。
brew upgrade node
3.Node.jsのバージョン確認
アップデートが完了したら、以下のコマンドでバージョンを確認します。
node -v
最新バージョンが表示されていれば成功。
切り替わらない場合はターミナルの再起動などを試してみてください。
アップデートしたバージョンを元に戻したり、特定のバージョンに変更するには?
最新バージョンにしたけど、やっぱり元に戻したい!とか特定のバージョンでテストしたい!という場合は自由にバージョンを変更できます。
nodebrewを使っている場合は、簡単にバージョンを変更することができます。
nodebrewのインストールはこちらの記事が参考になると思います。
1.インストール済みのNode.jsバージョンを確認
以下のコマンドで、nodebrewでインストール済みのNode.jsバージョンを確認します。
nodebrew ls
過去にインストールしたバージョンが一覧で表示されます。
使いたいバージョンがこの中にない場合はアップデートしたときの方法を使って特定のバージョンに変更できます。
2.過去のバージョンを使用
戻したいバージョンを指定して以下のコマンドを実行します。例えば、v16.15.0に戻したい場合は以下のようになります。
nodebrew use v16.15.0
3.Node.jsのバージョン確認
以下のコマンドでバージョンを確認します。
node -v
これで指定したバージョンに戻っていることを確認できます。